【ポケモンUSM】シーズン11中使用した他の構築、並びに色々作っては没になった構築
はいどうも・。・
バシャーモ使いの通話窓に入ってから一時期はポケモンモチベーションが上がってはいましたが、
それ=強いメガバシャーモ入りの構築が作ることができたということには至りませんでした。
今季は色々と迷走していましたが、そのうち私が使った並びを簡易的に詳細は省いて公開します。
1.トノラグテテフバシャナットサンダー
S11の最初に通話窓で考案されたトノラグテテフ+バシャサンダーナットの構築。
序盤は雨メガラグラージの通りが中々よくトノラグの作業だけで勝てた試合はあったものの、
使っている内にキノガッサ+カバリザyや、ドラゴンタイプ+ナットレイのような並びに上手く勝てなくなり死亡。
また、私の中ではカバマンダ+ギルガルドへの立ち回りや勝ちの目があるのか曖昧だったのもある。
2.非力さんのs10の時の構築の完コピ
これをs11中盤にかけて使用しメイン、サブ両方ともレートを1800中盤まで上げた。
その後サブロムでレートが段々燻り始めてここから構築コロコロ。
3.セサルさんの真皇杯本戦3位になった使用構築の完コピ。
バトン先の飛行Zギャラドスに信用が今一つ無かったが為に上手く使いこなせずにレートが伸び悩む。
4.バシャテテフジバコランドビビヨンゲンガー。
磁力ジバコイルで鋼タイプ、とりわけメガクチートやテッカグヤをサイコフィールドと合わせて潰してスカーフカプ・テテフを通したり、
襷ランドロスからステロ展開してからメガバシャーモで荒らすか、
死に際にフルアタのメガゲンガーの凍える風を打ち、そこからビビヨンで嵌めるなど受けサイクルなど受けて後手に回るような構築に徹底的な殺意を込めた構築を組んだが、
メガメタグロスを受けられない構築になってしまったと同時に、ビビヨンがステロ+影うちで縛られたり、上手く低速ポケモンとの対面を作れずにビビヨンを活躍させられなくて解体。
そもそもメガバシャーモの存在意義をこの構築で見出すことができなかったのも失敗した理由。
色々と停滞し続けた結果、強いメガバシャーモ入りを完成させられず迷走し放浪する。
以上悩みに悩んで失敗して満足の行くシーズンではありませんでしたというお話でした。
s12こそは上手くちゃんとした構築を纏めたいと思います。
それでは・。・
【ポケモンUSM】シーズン11 使用構築 中盤最高レート1900辺り テテフランドゲンガー ~Fixed Shadow 爆弾熊を添えて~
はいどうも・。・
シーズン11に参加された皆様はお疲れさまでした。
並びに対戦ありがとうございました。
今季は2000に達成することはできず、自分のバシャーモ入り構築も上手くまとめることはできませんでしたが、
その中で自分が煮詰めてた構築を公開しようと思います。
使用した6匹はこちら。
【この構築を使うに至るまでの経緯】
前期シーズン1位のまきびしゲッコウガ+ミミッキュ+メガボーマンダや、
カバマンダコケコゲッコウガカミツルギ@1のような並びに挑発を持ったミミッキュが入った攻め思考のカバマンダ構築等のように、
襷激流ゲッコウガや挑発を持ったミミッキュが主体となる展開構築が再び台頭しはじめたことで、
メガバシャーモには更に強い向かい風が来たと同時に、それらに勝てるようなメガバシャーモ入りの構築が上手くまとまらずに迷走した結果、
「今季だけは」自分のメガバシャーモ入りを使うのは諦めることにした。
新たに手に馴染む構築を求めさ迷った結果、私の中で使い心地が良く、考察のしがい共にある構築を探し続けることとなった。
その中で参考にさせていただいたQR構築はこちら。
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-435C-B702
この頃は私はランドカビゲンが使いたいと思っていたが、
並びだけだとテテフランドゲンガー+ランドカビゲン+ミミゲンスイの3通りを相手に想定させられることや、
この構築に入るカビゴンの型やミミッキュの入り方に惹かれてこの6匹を煮詰めようと決めた。
それでは各個体の解説に入る。
カプ・テテフ@眼鏡 控えめHBD基調
サイコキネシス・サイコショック・ムーンフォース・目覚めるパワー炎or10万ボルト
ランドロス霊獣@フィラの実 威嚇 腕白or呑気HB
地震・岩石封じ・蜻蛉返り・寝言orビルドアップ
or
地震・めざめるパワー氷・蜻蛉返り・寝言
ゲンガー@メガ 臆病HBS
シャドーボール・滅びの歌・守る・道連れ
ここまではいたって普通のテテフランドゲンガーの型と同じもの。
ランドロスは呑気と腕白のものを使い分けていた。
地震と蜻蛉返りまではテテフランドゲンガーのランドロスとして確定で@2の技が選択となるが、
ビルドアップを持っていない場合、相手の竜舞メガボーマンダの相手が難しくなったのが痛く、
かといってどちらも両立しようとして蜻蛉帰り、目覚めるパワー氷、寝言という型にすると今度はミミッキュへの詰めが弱くなってしまうので私の中では完成形はできていない。
キノガッサ、メガボーマンダ、ミミッキュの3匹をどこまでどのくらい意識するかで構成がこんなに歪むものなのかと構築のカスタマイズの難しさを実感した。
カビゴン@ノーマルz 厚い脂肪 意地ABD
自爆・炎のパンチ・地震・欠伸
この構築の地雷枠。
前述のランドロス、ゲンガーと合わせてランドカビゲンの並びにもできるが、
この並びのカビゴンの持ち物は、吹き飛ばしや欠伸やリサイクル、鈍い等食いしん坊の特性を利用するために半分回復木の実であることが多い。
したがってこの手のカビゴンはメガリザードンXやZクリスタル搭載のカミツルギ等といった相手の崩しのポケモンを強く呼び込むため、
逆にその対面を自分から作ってそれらを返り討ちにする目的でこのカビゴンを採用した(と私は解釈している)。
また、特性が食いしん坊ではなく厚い脂肪にしているお陰でメガリザードンYにも後出しが1回だけ間に合う。
このポケモンにはメガゲンガーが勝てないところの拘りスカーフ搭載のカプ・テテフ、カプ・レヒレ辺りを始末してもらう。
しかし、ランドカビゲンのカビゴンと違って、ゲッコウガ辺り以外には後出しすることはなく初手に出して運用するポケモンのためこの型が読まれていることも考慮しなければならず、
裏にゴーストが控えている場合は迂闊にz自爆を打ちにいけないことも多々あった。
Z自爆を消費したあとは相手の身代わり持ちの可能性のあるポケモン対して自分側に欠伸を打つかゲンガーに引くかの択を迫られるところも気を付けたい。
ミミッキュ@襷 意地H12A252S244
じゃれつく・影うち・呪い・トリックルーム
初手のカプ・テテフやカビゴンで相手のポケモンを倒した後もう一度これらのポケモンを再利用し、相手の積みに対しての解答とする為のポケモン。
この構成ならばAB基調のミミッキュZを持たせるべきだと思われるかも知れないが、
ランドロスの蜻蛉帰り→じゃれつくで相手の襷キノガッサを確実に倒す流れを組みたいのと、
私的には後出しからでも相手に依存せずに確実にトリックルーム展開を決められる安心感には変え難いと感じたため襷持ち。
襷ミミッキュなのに何故準速ミミッキュよりsが1低いかの理由は、一度トリックルームから相手の襷ミミッキュに対して影打ちの同速対決に負けたことがあるためで、
s-1にしたことによる弊害は特に感じなかった。
また、努力値の余りをHに回したことでH実数値が132の2nになり、呪い2回で退場が出来るようになったので、手際よくもう一度カプ・テテフやカビゴン等に繋ぐことが可能になった。
但し1度型が割れた場合、挑発がないため相手の身代わりによる展開の遅延には弱いのがマイナスポイント。
また、ポリゴン2等高耐久のポケモンには回復を阻害する手立てもないのでそこは上手くメガゲンガー等で詰める立ち回りを心掛けたい。
スイクン@食べ残し 図太いHBS
熱湯・瞑想・身代わり 守るor冷凍ビームor吠える
メガゲンガーでこのポケモンの苦手なところの草タイプやメガボーマンダ、カプ・レヒレ等と1:1をとった後の詰め筋。
他に詰める相手は主にテッカグヤ、最速でなかったり吠えるがないヒードラン辺りか。
氷技が無い=メガボーマンダ等との1:1交換が成功したという前提の技構成となっているため、それが失敗してしまった時のケアが難しいが、
このスイクンへの遂行速度が遅いポケモンや、スイクンより遅いポケモンに対しての詰め性能が1番高い技構成はこの4つであるため他に変えようがないと思っている。
もちろんここは相手のカプ・テテフのエスパー技の一貫を切るための水Z激流ゲッコウガでも機能はしてくれるだろうが、
ゲッコウガと比べると気持ちフェローチェや、積まれた後のパルシェンに弱くない所が差別点としてあるだろうか。
Sラインは最速70族抜きか最速テッカグヤ抜き、準速70族抜きから選択。
【選出】
他にまとめればこの限りではないが、「このポケモンをこのポケモンで倒す、もしくは1:1をとればこのポケモンが通りやすくなったり詰めやすくなる」ように常に意識して立ち回っていた。
【きついポケモンや並びの一例】
所謂サザングロス。
メガメタグロスはメガゲンガーで道連れで1:1を取ることで対処をする流れをとるが、
その中で悪タイプが一貫しているため、適当に拘りスカーフを持って悪の波動を打たれているだけでパーティが崩壊している。
・襷、身代わりを持ったミミッキュ
ステルスロックも叩き落とすを使えるポケモンも構築内に居ないため、必ず2回以上は動かれてしまう。
とりわけ呪い+痛み分けミミッキュが重すぎたことがこの構築を解散した理由の1つ。
これが有りとあらゆる積み構築に対しての切り返し役を担っているミミッキュが出る前に決まってしまえばそのまま3タテ。
今季はメガバシャーモと一緒に戦うことができなかったので、その辺りに関しては自分自身の構築力の低さを実感しましたが、
同時に今まで使った構築と違うものを自分なりに煮詰めることの難しさ、楽しさも実感できました。
9月のポケモンオフはp2オフ、ジェネオフ、ガチンコバトルオフ、battle frontier(見学)に参加しますので、
これらのオフで何か結果を残せるように頑張りたいと思います。
そして各オフに参加される皆様、当日はよろしくお願いいたします。
それでは・。・
【ポケモンUSM】シーズン10・真皇杯関西予選2使用構築 最高最終レート2004 真皇杯予選関西2ベスト32 表裏一体バシャナットテテフ↔️レヒレバンギナット Regret Nothing ~All Burn Up~
はいどうも・。・
シーズン10シングルレートに参加された皆様はお疲れさまでした。
期間が長かった割にはレートデフレ、レート人口が過疎化したシーズンでしたね。
今期はレート2000目前で勝ちを落として1900帯を彷徨いもう無理だと心が折れていましたが、
最終日になってようやく2000を達成することができました。
それでは今期使用した6匹の並びはこちら。
・この構築を使うに至るまでの経緯
s7~8までメガバシャーモを使っている上で苦戦していたメガメタグロス+ドヒドイデ等の様な並びに対抗したいと思い、
私はメガバシャーモの裏メガにメガゲンガーを採用し、S9でこの2メガの構築が入るところの1つであるランドバシャカグヤを形成した。
しかし、s9で使用したランドバシャカグヤ+テテフゲンガースイクンの構築では、
ステルスロック等で盤面を上手く整えたところでメガゲンガー選出の場合だと相手のメガゲンガーやカプ・コケコとの同速対決並びにスカーフ持ちのポケモン達による全抜きの妨害に対処し切れなかったり、
並びにゲッコウガ+キノガッサ+ミミッキュ等の対面思考の相手には結局どの選出をしたところで勝つことができなかったり、
同速対決による5割や気合い玉外しやエアスラッシュの怯みやスイクンの熱湯火傷等、
要所という要所で確立次第で勝敗が決まってしまうような不安定感や試合に苛立ちを感じるようになった。
また、此方がエースを展開していこうにも相手のギルガルドやミミッキュをスイクンで誤魔化す選出を強いられることも多い為、そこで後手になってしまうことも多かったので解散とした。
なので、自分の信念に従ってこういった要素を極力取り除きながら戦えるメガバシャーモ入りを探していった結果、今季の私はこの構築を参考にさせていただくに至った。
メガバシャーモの障害となるカバマンダガルドのような並びに強い所であるメガバンギラス+カプ・レヒレ、霊獣ボルトロスとメガバシャーモと相性がいい2匹のポケモンが採用されているところや、
並びだけならばバシャナットテテフやバシャレヒレボルト、バシャバンギ等、
メガバシャーモ軸なのも想定させられるところに魅力を感じ、自分なりに配分構成をひねっていった。
それでは各個体の解説に入る。
バシャーモ@メガストーン 意地AS 加速→加速
フレアドライブ・雷パンチ・飛び膝蹴り(地震)・(真皇杯関西2では)剣の舞→守る
「私がウルトラサンムーン環境を戦う理由」のポケモンでこの構築のメガシンカポケモンその1であるが、
今回は主軸ではなく、バシャーモ軸を意識させて選出誘導を行い後述のバンギラスで始末をつける為の囮枠。
当然霊獣ボルトロスやカプ・レヒレが居るためバトン型でも機能はするかもしれない。
誘導するポケモンは主にメガボーマンダやラティアス、シャンデラ辺りだろうか。
技構成は鋼等の前で有利対面を作ってから交代に合わせて積んで相手のサイクルを破壊する3ウエポンの剣舞型。
ウエポンは炎打点であるところのフレアドライブが確定で、
サイクル気質の鋼→ドヒドイデやギャラドスへの交代に打ち込むための雷パンチも確定、
積まなくてもそのままポリゴン2やカビゴンを殴りに行ける飛び膝蹴りか、サイクルが苦手とするポケモンのアーゴヨンや、ドヒドイデへの最高打点として打ち込む地震との選択。
あまり選出することはない分他のポケモンが始末しきれないサイクルを破壊することに特化したメガバシャーモを今期になって初めて採用することとなった。
2メガ選出をする機会が無いと踏んだのでメガシンカ前はサーナイトやメガフーディン、ポリゴン2のトレース意識で猛火にしたが、
この型だと相手に電気Zの線を切らさないようにするためにもメガシンカ前も加速推奨か。
選出する相手は多くはないが、主にテッカグヤ+ドヒドイデ等バシャーモに対して攻めの手が遅い受けサイクル辺りにカプ・テテフと合わせて選出する。
↓
しかし、後に剣の舞にしていて余りにも選出する機会がなかったのでレートでは守るに変更した。
レートで運用していて余りにも相手の高速鋼への対処が構築単位で追い付かなかったためである。
サイコキネシス・ムーンフォース・目覚めるパワー炎・サイコショック(シャドーボール)
特に説明も必要ないであろう私がメガバシャーモを使う上で外すことができないポケモン。
以前までは拘り眼鏡で運用していたが、
構築で重いメガルカリオ・メガミミロップ・ゲッコウガ、とりわけカミツルギに対して一矢報いる為に目覚めるパワー炎持ちの拘りスカーフ個体で運用することとなった。
あと1つは、相手のウルガモスやカプ・レヒレに対面から押しきれるようにするためにサイコショックか、構築で重いメガメタグロスへのとどめを刺すためのシャドーボールかの選択だが、体感欲しい盤面が多かった技はシャドーボール。
ジャイロボール・種マシンガン・宿り木の種・(真皇杯関西2では)ステルスロック→目覚めるパワー炎
サイコフィールドと合わせてのvsミミガッサへの強さはカミツルギが証明済み。
参考元通りにvsカミツルギの為に目覚めるパワー炎持ちを使用した時期もあったが、
実際に生きる場面も当然多くはなく私自身が構築内にステルスロックを組み込まないことに抵抗があることや、相手のポケモンの気合いの襷を潰すためにもステルスロックを採用。
相手の炎に対してはカプ・レヒレやバンギラスと合わせて相手のサイクルにステルスロックを撒いていく。
持ち物がゴツゴツメットの理由はメガガルーラ・メガクチート、メガメタグロスを削りカプ・テテフやメガバンギラスの攻撃の圏内に入れる為。
使用感として、相手の炎に対して後手に回るステルスロック持ちというのは使い辛さも少なからず実感したが構築で重たいメガメタグロスにサイクルを回そうと思うと私にとっても鋼枠、ステルスロック枠はこのポケモンにしか行き着かなかった。
後にステルスロックはレートで目覚めるパワー炎に変更。
カミツルギを3回ほど始末することに成功したり、
滅びメガゲンガーの道連れに合わせて撃って宿り木、ジャイロボールのダメージと合わせて突破したりと謎の活躍を見せた。
バンギラス@メガストーン 陽気AS 砂起こし→砂起こし
構築を見る人によってはサイクルカットの為のバンギラスのように見えるかもしれないが、今回の構築の主軸はこのポケモン。
竜の舞以外の3つの技構成に関してはメガバンギラスとしての存在意義でありフェアリーへの最高打点となるストーンエッジが確定で、
メガボーマンダ、ランドロス等への遂行技としての冷凍パンチと、
炎のパンチはナットレイやカミツルギに対して打ちたい技ではあるが、カプ・テテフや霊獣ボルトロス等でどうにか始末をつけるため採用を見送った。
相手の展開阻害のための挑発も選択肢に入れてもいいだろう。
主に選出する相手はメガボーマンダ+ギルガルドやラティアス+メガクチートの様に、メガバシャーモが苦手とする相手が居る時。
ボルトロス(霊獣)@電気Z 控え目HCS 蓄電
10万ボルト・目覚めるパワー氷・高速移動・悪巧み
構築内における地面と電気の一貫切り役として入ってきたポケモン。
参考元は格闘zのフルアタ構成になっているが、
私はメガバシャーモがバトンタッチを持っていない以上、中速どころが固まったこの構築ではs操作を自分で行えるポケモンは重要だと考えており、
また、個人的には積んで戦うメガバンギラスと組ませるのはこの技構成のものがお気に入りであり、メガバシャーモからの切り返しも狙っていく。
前期構築のメガゲンガー+テッカグヤや壁展開を使っていた頃のメガバンギラス+パルシェンのように、
拘りスカーフ持ちの地面から切り返しができる組み合わせを6世代の頃から好んでいることにも帰結する。
しかし、メガバシャーモが出せなかった場合は相手のトレースポリゴン2が絡んだサイクルに勝つのが難しかったため格闘zが欲しいと思うことも少なくなかったり、
悪巧みは、構築で重いところであるメガフシギバナの処理ルートを確保するためのサイコキネシスやカプ・ブルル絡みへの対処を楽にするためのヘドロウェーブなども選択肢に入ったりと、
依然として技構成は考えようがあるポケモンである。
また、参考元の通り最速を取らなかった弊害は相手のメガリザードンXYどちらに対しても積極的に選出が出来なくなったことであり、これが一番の痛手。
ハイドロポンプ・ムーンフォース・瞑想・挑発(凍える風・目覚めるパワー炎)
メガバシャーモとメガバンギラス、ナットレイと相性のいい水枠だが、
構築で見ると構成性格ともに難しいポケモンでもある。
構成に関してはバシャーモもバンギラスも苦手とするカバルドンを早急に始末するための水Zを持たせての採用となったが、
この構築で展開されると止められない相手のメガバシャーモに対しての解答としてステルスロック+雷パンチを2耐えするHBラインを確保して黒い霧と合わせての氷Z型でも機能はするし、
ボルトロスの所でも記述したように、相手のメガフシギバナやナットレイ、ポリゴン2等の構築で重いポケモンに打ち込んで後続のメガバシャーモ等を通しやすくするために臆病もしくは図太いHBS基調のカプZ型でも機能するから悩みどころ。
レートでは初手からカプ・テテフに出てくるギルガルドやスイクン等に合わせて瞑想から詰ませる活躍を見せてくれた。
選出パターン
1.カプ・テテフ+バシャーモorバンギラス+ボルトロスorカプ・レヒレ(メガ+Z)
3.カプ・テテフ+ナットレイ+バシャーモorバンギラスorカプ・レヒレ
パターン1が基本選出でサイクルを必要としない場合一番パワーの出る選出。
パターン2は主にカバマンダガルド系統に対しての選出パターン。
相手のミミッキュ+キノガッサ、ガルーラ+ランドロス+ミミッキュの様な構築にはパターン3が確定。
パターン4は、相手のジャローダやメガメタグロス等のカプ・レヒレ+バンギラス+ナットレイの障害となるポケモンが初手に出てくると踏んだときの選出。
パターン5は構築的にはほぼ勝つことはできないが、相手のカバドリュマンダやバンドリマンダ等の砂構築に対しての選出で相手の砂起こしのポケモンにさらさら岩を発動させないためにこちらのバンギラスを初手に。
相手のカバルドンに対してはバンギラスもバシャーモも出さず、こちらが先にサイクル勝ちする選出のパターンも何度かあった。
また、バシャーモがメガシンカしてバンギラスがメガシンカせずに出すパターンも一度だけ行った。
2Z選出も構築によっては行うこともあったがこの際にZを打つのはカプ・レヒレ。
この構築できついポケモン
襷を持てばこの構築には誰にでも行動回数が確保でき、メガ2匹を食い止めることも可能であるため。
ナットレイにステルスロックを搭載していたのもこのポケモンの襷の価値を落とすため。
カプ・テテフは上から殴ることはできても蛇睨みを確実に上から通され、
バンギラス+ナットレイ+カプ・レヒレはめざめるパワー炎を持っているだけですんなりと突破されてしまう。
このポケモンの処理ルートはほぼバシャーモに投げているため、ボーマンダ+ジャローダの様な並びに勝つことができない。
とりわけゴツメカバルドン。
メガバシャーモの飛び膝蹴り→霊獣ボルトロスの目覚めるパワー氷で役割集中をかけようにも怠けるの回復量がこのダメージ量に勝っているため、カプ・レヒレが選出できていなかった場合どのみちきつかった。
真皇杯もいよいよ本戦が近づき、私自身もバシャーモ使いの通話メンバーに入ったことでポケモンモチベーション自体は上がってきたのでこれからも1バシャーモ使いとして良い結果が出せるように頑張っていきたいと思います。
構築紹介は以上となります。
それでは・。・
【ポケモンUSM】シーズン9、真皇杯関西予選1使用構築 ~可変式ランドバシャカグヤ~【最高レート2027:最終レート2008】真皇杯関西1ベスト32
はいどうも・。・
シーズン9シングルレートに参加された皆様はお疲れさまでした。
期間が長かったこともあってかレートインフレのシーズンでしたね。
私はシーズン序盤は別ゲーに浮気してたり、
潜りはじめてからは大分いいペースで勝てていたものの、対戦数が重なるにつれて調子が悪くなりましたが、
なんとか今季もレート2000は達成することができました。
使用した6匹の並びはこちら。
・この構築を使うに至るまでの経緯
s7~8まで使い続けてきた構築(であれから今季も結局使い続けはした)は、メガバシャーモかゲッコウガのどちらかで制圧していくか鈍いナットレイで詰めるかを目標としたものだったが、
使い続けているうちにあまりにもドヒドイデ+メガメタグロスやテッカグヤ+ラッキー等のカプ・テテフ受けのような受けサイクルに勝つことができなかったり、
vsメガメタグロスには、ナットレイをカプ・テテフの裏に据えて備えたところでアームハンマーしか打たれないことが増えたり(元々のSがメガメタグロスより速いポケモンがゲッコウガしか居ないため)と、
あまりにもこれらの相手に勝つことができなくなった(最高レートは1900前半あたりで頭打ち)。
そこで、メガメタグロスに対面からなら強く、受けサイクルにとって面倒な特性の影踏みを持っているメガゲンガーが使いたくなり、
私がS5から使い続けているメガバシャーモとメガゲンガーを同時に採用できる構築は何だろうと考えて色々と構築を探っているうちに、
既存の並びではあるが、自分がサイクル思考から攻め思考になるのに影響を受けた構築である
「ランドバシャカグヤ」を自分でも組み、これで今季は戦おうと思った。
その時に私はこの2つのランドバシャカグヤの構築記事を主に参考にさせていただいた(片方はランドバシャカグヤとしての側面を重視した構築ではないが)。
他にはランドバシャカグヤ+メガゲンガー+ポリゴンZまでは確定で入ってきているものもあるが、
この2つの記事を読んでいると、確かにランドバシャカグヤ+メガゲンガー+スイクンも1つの形としてありだなと考え、
この5匹までを私の中で確定枠とし、残り1匹を考えるのに物凄く頭を抱えながら構築を作り、レートで回していった。
それでは各個体の解説に入る(技の横に()が入っているのは実戦では使わなかったが状況によってはこの技も採用価値があるなと思ったもの)。
ランドロス(霊獣)@気合いの襷 威嚇 陽気as
特に語ることも無いであろう構築の中心を担う襷ランドロス。
意地っ張りでないため、威嚇込みでメガボーマンダの身代わりが岩石封じで壊れなくなるデメリットがあるのは重々承知しているが、
拘りスカーフ搭載のカプ・テテフが控えめだった場合の岩石封じ→ステルスロックの流れを決めたいため、陽気で確定。
あとは相手のメガメタグロスの性格が意地っ張りか陽気かの確認もかねての陽気(意地っ張りメガメタグロスはメガゲンガーの222シャドーボールを耐えるものも散見されたため)。
特性の発動順を見て、相手の裏を把握して、1回1回の行動を慎重に行い、相手によっては初手要員だからといって安易に使い捨てをしないことが大切なポケモン。
また、「vsメガリザードンやウルガモス等の炎入りにはステルスロックを撒けなければほぼ負け確定」であるため、
この構築、というよりは展開が重いところである襷キノガッサやゲッコウガがこいつと一緒にいた場合は初手にランドロスを脳死で出さないように選出から意識する必要があった。
地震・岩石封じ・ステルスロック・蜻蛉返りの腕白HBD@イアの実にすることで、
軸をランドバシャカグヤ→テテフランドゲンガーに移し変えることもできるが、
相手のゲッコウガに対しての行動回数が無くなり構築立ち回り共に尚更窮屈になってしまうので難しいところ。
バシャーモ@ナイト 加速→加速 意地as
飛び膝蹴り・フレアドライブ・守る・バトンタッチ
以前まではやんちゃの3ウエポン個体で使用していたが、
あの手のバシャーモは、「技範囲でメガボーマンダ絡みに優位が取れても、vsギャラドス相手には後続に何も残すことができない」ことが気になったため、
テッカグヤと合わせてギャラアーゴヨンのような相手にも出せるようにするべく従来のバトン型での採用とした。
また、相手のカプ・テテフ+フーディンの所謂テテフーディンと呼ばれる相手にはテッカグヤと合わせてこの技がないと勝つことができない。
配分は耐久に振ったカプ・テテフをステルスロック込でも落とせるように意地でASに振りきり。
だが、ランドロスのスカーフ搭載がかなり散見されたためか、あまりバトンタッチをする機会には恵まれなかった(こういうときに限って大体テッカグヤ選出ができていない)。
そもそもこの構築自体がスカーフ搭載の地面に弱いため、目覚めるパワー氷のほうが通りはよかったように感じる。
バトン型のメガバシャーモを久々に使って私は「構築内のvs地面の重さに比例して」メガバシャーモの目覚めるパワー氷の重要度も高くなるものだなと感じた。
エアスラッシュ・身代わり・宿り木の種・ボディパージ
メガバシャーモのバトン先で、メガゲンガーの地面に対しての後出しから展開するポケモン。
また、主に相手のサイクルに飛行が一貫しているときに選出する。
S2段階上昇で1匹でも相手の拘りスカーフ持ちの上を取る方が大事であるため臆病での採用となった。
だが、以前まで控えめの火力に安心感を覚えていた私にとっては臆病の火力はやはり信用ならなかった。
実戦でも、ステルスロック込でも特攻が1段階上がったエアスラッシュでメガリザードンYを落としきれなかった時は自分の目を疑った。
ゲンガー@メガ 臆病cs 呪われボディ→影踏み
ヘドロウェーブ・シャドーボール・凍える風・気合い玉(身代り・サイコキネシス・道連れ)
メガバシャーモが出せない際の裏メガ。
ステルスロック込でメガボーマンダやカプ・レヒレ、ゲッコウガ等を潰していくポケモンなのも説明は必要ないだろう。
また、初手ランドロスに合わせられやすい1匹であるところのジャローダに初手に合わせるポケモン。
凍える風は、今回の構築にはs1段階ダウンを活かして展開するポリゴンZ等のポケモンが居ないため、
実戦では相手のギャラドスやアーゴヨンの全抜きを対面から食い止めて裏のテッカグヤで詰めやすくしたり、
この構築に必ずといってもいいくらい選出されるキノガッサに合わせて打つための技となった。
メガバシャーモの裏としてのメガゲンガーは確かに上手く弱いところを埋められて補完が上手くとれていると感じたが、
この手の構築のメガゲンガーにはメガゲンガーに勝ち筋が収束することも多く、ミラー対面等に負けてしまったり、拘りスカーフ持ちに落とされてしまったり技を外したりと、
「このポケモンが何もできないこと」がそのまま負けに繋がることも多いため安定感のあるメガシンカポケモンではないとも感じた。
ちなみに私はメガゲンガーのミラー対面で同速対決1回も勝ったことありません。
あと普通に剣舞搭載のキノガッサにも最速起きせずに負けました。
スイクン@食べ残し 図太いHBS プレッシャー
熱湯・吠える・守る・身代わり
ランドロスでステルスロックを撒いてから「草Z以外の」ゲッコウガやメガボーマンダ、パルシェン等に後出しして、相手の積みをリセットするポケモン。
また、一応メガバシャーモのバトン先にもなり得る。
同じバトン先として採用されることの多い水枠のカプ・レヒレと比べてのメリットは、
メガバシャバトン選出をしていなくてもメガメタグロスにはアイアンヘッドに後出しがしやすいことや、
相手のテッカグヤのヘビーボンバーで身代わりが割れないこと。
デメリットは、HBベースで相手の物理地面などへの後出しも視野に入れたポケモンであるため、
D基調の種族値をしたカプ・レヒレと違って相手の初手のダウンロードポリゴン2に出していくことが出来ないこと(自分のみが初手ランドロスかカプ・テテフ、またはゲンガーかの選出択を迫られる)。
このスイクンをバトン先にするならば、
熱湯・氷技・瞑想・眠る@カゴの実のオーソドックスな型のスイクンや、
ハイドロポンプ・氷技・瞑想・吠えるや絶対零度等カプ・レヒレとの差別化を意識した技から選択@水Z、
といった、バトン先からのカプ・コケコへの遂行速度が速い技構成にしたり、
熱湯・吠える・リフレクター・凍える風orミラーコートor毒々@マゴの実
のような、対面相手の役割集中に強い型にするべきだろうとも思ったが、
この構築ではそれ以上に相手に無理矢理サイクルを回させ、
メガリザードン等の炎にステルスロックを踏ませ、裏のメガゲンガーやメガバシャーモ圏内に入れる方が大事であると考えたため、吠える搭載となった。
また、とあるランドバシャカグヤを使っていた時に「初手にランドロスと身代わり搭載のメガボーマンダが対面してしまった場合上手くケアをとった立ち回りが取れずに負け」という盤面がかなり多かったため、
その負け筋を消すためにも吠えるはこの構築にはかなり重要な技。
サイコキネシス・ムーンフォース・10万ボルト・シャドーボール(サイコショック・目覚めるパワー炎)
今回の構築を埋めるための最後のピースのポケモンであるが、これが正解だとは全くもって思っていない。
ここに求めたのは、
1.ガルミミガッサなどの対面への圧力たりえて(s135以上は欲しい)、
2.相手のトリックルーム展開に出せるないしは火力での圧力をかけられ、
3.メガバシャーモのバトン先としても、ランドロスが初手に出せないときの先発要員としても優秀なポケモンで、
4.水枠をカプ・レヒレやマリルリではなくスイクンにしたことでジャラランガの「ブレイジングソウルビート」を無効にするフェアリーが居ないため、可能ならばフェアリーでありたかったが、
配分、技構成、持ち物共に最良のポケモンを見つけられなかった。
この1枠に私が色々と求めすぎた。
拘り眼鏡以外で考えたカプ・テテフの技構成は、
サイコキネシス・挑発・ムーンフォース・自然の怒りor瞑想@エスパーZ。
構成はしっくりこなかったが、やはりサイコフィールドによって一切の先制技をシャットアウトできるこのポケモンはメガバシャーモ入りには欠かせないなと改めて実感した。
後はタイプ的にはラティアスに対してだったり、テッカグヤ、スイクンが後手を取るところであるサンダーに有利。
拘り眼鏡+10万ボルトがテッカグヤ+カプ・レヒレのサイクルに通れば強く、メガバシャーモで全抜きを取る態勢を作りやすい。
だがやはりサイコショックを採用していなかった場合、テッカグヤが後手を取りがちな瞑想持ちのスイクンやカプ・レヒレの処理に手間取ってしまうのが痛い。
相変わらず眼鏡カプ・テテフの技構成の取捨選択が下手なことを実感させられるばかりである。
この1枠の為に他に試したポケモンは、
10万ボルト・催眠術・目覚めるパワー氷・蛍火
テッカグヤやスイクンが弱いサンダーに後出しする電気枠にして受けサイクル破壊役。
構成はバトン先として適しているものではないが一応メガバシャーモのバトン先としても。
ランドロスのS操作と威嚇の補佐を受けて死に出しから「相手のサイクルに対して」Z催眠術で制圧をかける(物理耐久を高めて催眠術の試行回数を稼げればという期待も込めて)。
しかし、結局対面に勝とうと思うと6割と眠りターン数便りになるので没。
2.ボルトロス化身@ウイの実 控えめHBCS 悪戯心
10万ボルト・目覚めるパワー氷・悪巧み・身代わり
こいつはvsテッカグヤ+カプ・レヒレに対しての駒で、メガバシャーモのバトン先かつメガボーマンダからの引き先として考えた。
霊獣ではなく化身の理由は、
悪戯心を利用した身代わりによって相手のトリックルームに対してのターン数稼ぎ、Z技透かしや、自発的に木の実を発動させるため。
ただ悪巧みを上手く積めなかったり、
積めたとしてもそこからの10万ボルトでこの構築では意識しなければならないところの相手のカプ・テテフへの火力が足りるかが怪しかった。
3.ボルトロス霊獣@電気Zorウイの実 臆病HCS 蓄電
10万ボルト・目覚めるパワー氷・悪巧み・挑発
言わずもがなのメガバシャーモからのバトン先。
相手のカバルドンを咎めるための技構成なのも特に説明することもないだろう。
選出パターン
1.ランドロス+バシャーモorゲンガー+テッカグヤorスイクンorカプ・テテフ
3.ゲンガー+ランドロス+スイクンorテッカグヤorカプ・テテフ
構築が構築なだけあって選出パターンはかなり単純なものとなっている。
この構築できついポケモン
今回も敢えて1匹だけ書くことにするが、
カプ・テテフ、テッカグヤ、スイクンのこの3匹に優位を取られ、
こいつ+メガボーマンダ+スカーフ搭載のカプ・テテフのような相手には勝率はほぼゼロだった。
メガバシャーモの型をバトン型にした弊害である。
今シーズンはしっかりと勝ち切れなかったので、来季はポケモンモチベーションが続いてるかわかりませんが参加するなら頑張ろうと思います。
真皇杯も控えてることですしね。
構築紹介は以上となります。
それでは・。・