【ポケモンUSM】シーズン11 使用構築 中盤最高レート1900辺り テテフランドゲンガー ~Fixed Shadow 爆弾熊を添えて~
はいどうも・。・
シーズン11に参加された皆様はお疲れさまでした。
並びに対戦ありがとうございました。
今季は2000に達成することはできず、自分のバシャーモ入り構築も上手くまとめることはできませんでしたが、
その中で自分が煮詰めてた構築を公開しようと思います。
使用した6匹はこちら。
【この構築を使うに至るまでの経緯】
前期シーズン1位のまきびしゲッコウガ+ミミッキュ+メガボーマンダや、
カバマンダコケコゲッコウガカミツルギ@1のような並びに挑発を持ったミミッキュが入った攻め思考のカバマンダ構築等のように、
襷激流ゲッコウガや挑発を持ったミミッキュが主体となる展開構築が再び台頭しはじめたことで、
メガバシャーモには更に強い向かい風が来たと同時に、それらに勝てるようなメガバシャーモ入りの構築が上手くまとまらずに迷走した結果、
「今季だけは」自分のメガバシャーモ入りを使うのは諦めることにした。
新たに手に馴染む構築を求めさ迷った結果、私の中で使い心地が良く、考察のしがい共にある構築を探し続けることとなった。
その中で参考にさせていただいたQR構築はこちら。
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-435C-B702
この頃は私はランドカビゲンが使いたいと思っていたが、
並びだけだとテテフランドゲンガー+ランドカビゲン+ミミゲンスイの3通りを相手に想定させられることや、
この構築に入るカビゴンの型やミミッキュの入り方に惹かれてこの6匹を煮詰めようと決めた。
それでは各個体の解説に入る。
カプ・テテフ@眼鏡 控えめHBD基調
サイコキネシス・サイコショック・ムーンフォース・目覚めるパワー炎or10万ボルト
ランドロス霊獣@フィラの実 威嚇 腕白or呑気HB
地震・岩石封じ・蜻蛉返り・寝言orビルドアップ
or
地震・めざめるパワー氷・蜻蛉返り・寝言
ゲンガー@メガ 臆病HBS
シャドーボール・滅びの歌・守る・道連れ
ここまではいたって普通のテテフランドゲンガーの型と同じもの。
ランドロスは呑気と腕白のものを使い分けていた。
地震と蜻蛉返りまではテテフランドゲンガーのランドロスとして確定で@2の技が選択となるが、
ビルドアップを持っていない場合、相手の竜舞メガボーマンダの相手が難しくなったのが痛く、
かといってどちらも両立しようとして蜻蛉帰り、目覚めるパワー氷、寝言という型にすると今度はミミッキュへの詰めが弱くなってしまうので私の中では完成形はできていない。
キノガッサ、メガボーマンダ、ミミッキュの3匹をどこまでどのくらい意識するかで構成がこんなに歪むものなのかと構築のカスタマイズの難しさを実感した。
カビゴン@ノーマルz 厚い脂肪 意地ABD
自爆・炎のパンチ・地震・欠伸
この構築の地雷枠。
前述のランドロス、ゲンガーと合わせてランドカビゲンの並びにもできるが、
この並びのカビゴンの持ち物は、吹き飛ばしや欠伸やリサイクル、鈍い等食いしん坊の特性を利用するために半分回復木の実であることが多い。
したがってこの手のカビゴンはメガリザードンXやZクリスタル搭載のカミツルギ等といった相手の崩しのポケモンを強く呼び込むため、
逆にその対面を自分から作ってそれらを返り討ちにする目的でこのカビゴンを採用した(と私は解釈している)。
また、特性が食いしん坊ではなく厚い脂肪にしているお陰でメガリザードンYにも後出しが1回だけ間に合う。
このポケモンにはメガゲンガーが勝てないところの拘りスカーフ搭載のカプ・テテフ、カプ・レヒレ辺りを始末してもらう。
しかし、ランドカビゲンのカビゴンと違って、ゲッコウガ辺り以外には後出しすることはなく初手に出して運用するポケモンのためこの型が読まれていることも考慮しなければならず、
裏にゴーストが控えている場合は迂闊にz自爆を打ちにいけないことも多々あった。
Z自爆を消費したあとは相手の身代わり持ちの可能性のあるポケモン対して自分側に欠伸を打つかゲンガーに引くかの択を迫られるところも気を付けたい。
ミミッキュ@襷 意地H12A252S244
じゃれつく・影うち・呪い・トリックルーム
初手のカプ・テテフやカビゴンで相手のポケモンを倒した後もう一度これらのポケモンを再利用し、相手の積みに対しての解答とする為のポケモン。
この構成ならばAB基調のミミッキュZを持たせるべきだと思われるかも知れないが、
ランドロスの蜻蛉帰り→じゃれつくで相手の襷キノガッサを確実に倒す流れを組みたいのと、
私的には後出しからでも相手に依存せずに確実にトリックルーム展開を決められる安心感には変え難いと感じたため襷持ち。
襷ミミッキュなのに何故準速ミミッキュよりsが1低いかの理由は、一度トリックルームから相手の襷ミミッキュに対して影打ちの同速対決に負けたことがあるためで、
s-1にしたことによる弊害は特に感じなかった。
また、努力値の余りをHに回したことでH実数値が132の2nになり、呪い2回で退場が出来るようになったので、手際よくもう一度カプ・テテフやカビゴン等に繋ぐことが可能になった。
但し1度型が割れた場合、挑発がないため相手の身代わりによる展開の遅延には弱いのがマイナスポイント。
また、ポリゴン2等高耐久のポケモンには回復を阻害する手立てもないのでそこは上手くメガゲンガー等で詰める立ち回りを心掛けたい。
スイクン@食べ残し 図太いHBS
熱湯・瞑想・身代わり 守るor冷凍ビームor吠える
メガゲンガーでこのポケモンの苦手なところの草タイプやメガボーマンダ、カプ・レヒレ等と1:1をとった後の詰め筋。
他に詰める相手は主にテッカグヤ、最速でなかったり吠えるがないヒードラン辺りか。
氷技が無い=メガボーマンダ等との1:1交換が成功したという前提の技構成となっているため、それが失敗してしまった時のケアが難しいが、
このスイクンへの遂行速度が遅いポケモンや、スイクンより遅いポケモンに対しての詰め性能が1番高い技構成はこの4つであるため他に変えようがないと思っている。
もちろんここは相手のカプ・テテフのエスパー技の一貫を切るための水Z激流ゲッコウガでも機能はしてくれるだろうが、
ゲッコウガと比べると気持ちフェローチェや、積まれた後のパルシェンに弱くない所が差別点としてあるだろうか。
Sラインは最速70族抜きか最速テッカグヤ抜き、準速70族抜きから選択。
【選出】
他にまとめればこの限りではないが、「このポケモンをこのポケモンで倒す、もしくは1:1をとればこのポケモンが通りやすくなったり詰めやすくなる」ように常に意識して立ち回っていた。
【きついポケモンや並びの一例】
所謂サザングロス。
メガメタグロスはメガゲンガーで道連れで1:1を取ることで対処をする流れをとるが、
その中で悪タイプが一貫しているため、適当に拘りスカーフを持って悪の波動を打たれているだけでパーティが崩壊している。
・襷、身代わりを持ったミミッキュ
ステルスロックも叩き落とすを使えるポケモンも構築内に居ないため、必ず2回以上は動かれてしまう。
とりわけ呪い+痛み分けミミッキュが重すぎたことがこの構築を解散した理由の1つ。
これが有りとあらゆる積み構築に対しての切り返し役を担っているミミッキュが出る前に決まってしまえばそのまま3タテ。
今季はメガバシャーモと一緒に戦うことができなかったので、その辺りに関しては自分自身の構築力の低さを実感しましたが、
同時に今まで使った構築と違うものを自分なりに煮詰めることの難しさ、楽しさも実感できました。
9月のポケモンオフはp2オフ、ジェネオフ、ガチンコバトルオフ、battle frontier(見学)に参加しますので、
これらのオフで何か結果を残せるように頑張りたいと思います。
そして各オフに参加される皆様、当日はよろしくお願いいたします。
それでは・。・