【ポケモンUSM】シーズン10・真皇杯関西予選2使用構築 最高最終レート2004 真皇杯予選関西2ベスト32 表裏一体バシャナットテテフ↔️レヒレバンギナット Regret Nothing ~All Burn Up~
はいどうも・。・
シーズン10シングルレートに参加された皆様はお疲れさまでした。
期間が長かった割にはレートデフレ、レート人口が過疎化したシーズンでしたね。
今期はレート2000目前で勝ちを落として1900帯を彷徨いもう無理だと心が折れていましたが、
最終日になってようやく2000を達成することができました。
それでは今期使用した6匹の並びはこちら。
・この構築を使うに至るまでの経緯
s7~8までメガバシャーモを使っている上で苦戦していたメガメタグロス+ドヒドイデ等の様な並びに対抗したいと思い、
私はメガバシャーモの裏メガにメガゲンガーを採用し、S9でこの2メガの構築が入るところの1つであるランドバシャカグヤを形成した。
しかし、s9で使用したランドバシャカグヤ+テテフゲンガースイクンの構築では、
ステルスロック等で盤面を上手く整えたところでメガゲンガー選出の場合だと相手のメガゲンガーやカプ・コケコとの同速対決並びにスカーフ持ちのポケモン達による全抜きの妨害に対処し切れなかったり、
並びにゲッコウガ+キノガッサ+ミミッキュ等の対面思考の相手には結局どの選出をしたところで勝つことができなかったり、
同速対決による5割や気合い玉外しやエアスラッシュの怯みやスイクンの熱湯火傷等、
要所という要所で確立次第で勝敗が決まってしまうような不安定感や試合に苛立ちを感じるようになった。
また、此方がエースを展開していこうにも相手のギルガルドやミミッキュをスイクンで誤魔化す選出を強いられることも多い為、そこで後手になってしまうことも多かったので解散とした。
なので、自分の信念に従ってこういった要素を極力取り除きながら戦えるメガバシャーモ入りを探していった結果、今季の私はこの構築を参考にさせていただくに至った。
メガバシャーモの障害となるカバマンダガルドのような並びに強い所であるメガバンギラス+カプ・レヒレ、霊獣ボルトロスとメガバシャーモと相性がいい2匹のポケモンが採用されているところや、
並びだけならばバシャナットテテフやバシャレヒレボルト、バシャバンギ等、
メガバシャーモ軸なのも想定させられるところに魅力を感じ、自分なりに配分構成をひねっていった。
それでは各個体の解説に入る。
バシャーモ@メガストーン 意地AS 加速→加速
フレアドライブ・雷パンチ・飛び膝蹴り(地震)・(真皇杯関西2では)剣の舞→守る
「私がウルトラサンムーン環境を戦う理由」のポケモンでこの構築のメガシンカポケモンその1であるが、
今回は主軸ではなく、バシャーモ軸を意識させて選出誘導を行い後述のバンギラスで始末をつける為の囮枠。
当然霊獣ボルトロスやカプ・レヒレが居るためバトン型でも機能はするかもしれない。
誘導するポケモンは主にメガボーマンダやラティアス、シャンデラ辺りだろうか。
技構成は鋼等の前で有利対面を作ってから交代に合わせて積んで相手のサイクルを破壊する3ウエポンの剣舞型。
ウエポンは炎打点であるところのフレアドライブが確定で、
サイクル気質の鋼→ドヒドイデやギャラドスへの交代に打ち込むための雷パンチも確定、
積まなくてもそのままポリゴン2やカビゴンを殴りに行ける飛び膝蹴りか、サイクルが苦手とするポケモンのアーゴヨンや、ドヒドイデへの最高打点として打ち込む地震との選択。
あまり選出することはない分他のポケモンが始末しきれないサイクルを破壊することに特化したメガバシャーモを今期になって初めて採用することとなった。
2メガ選出をする機会が無いと踏んだのでメガシンカ前はサーナイトやメガフーディン、ポリゴン2のトレース意識で猛火にしたが、
この型だと相手に電気Zの線を切らさないようにするためにもメガシンカ前も加速推奨か。
選出する相手は多くはないが、主にテッカグヤ+ドヒドイデ等バシャーモに対して攻めの手が遅い受けサイクル辺りにカプ・テテフと合わせて選出する。
↓
しかし、後に剣の舞にしていて余りにも選出する機会がなかったのでレートでは守るに変更した。
レートで運用していて余りにも相手の高速鋼への対処が構築単位で追い付かなかったためである。
サイコキネシス・ムーンフォース・目覚めるパワー炎・サイコショック(シャドーボール)
特に説明も必要ないであろう私がメガバシャーモを使う上で外すことができないポケモン。
以前までは拘り眼鏡で運用していたが、
構築で重いメガルカリオ・メガミミロップ・ゲッコウガ、とりわけカミツルギに対して一矢報いる為に目覚めるパワー炎持ちの拘りスカーフ個体で運用することとなった。
あと1つは、相手のウルガモスやカプ・レヒレに対面から押しきれるようにするためにサイコショックか、構築で重いメガメタグロスへのとどめを刺すためのシャドーボールかの選択だが、体感欲しい盤面が多かった技はシャドーボール。
ジャイロボール・種マシンガン・宿り木の種・(真皇杯関西2では)ステルスロック→目覚めるパワー炎
サイコフィールドと合わせてのvsミミガッサへの強さはカミツルギが証明済み。
参考元通りにvsカミツルギの為に目覚めるパワー炎持ちを使用した時期もあったが、
実際に生きる場面も当然多くはなく私自身が構築内にステルスロックを組み込まないことに抵抗があることや、相手のポケモンの気合いの襷を潰すためにもステルスロックを採用。
相手の炎に対してはカプ・レヒレやバンギラスと合わせて相手のサイクルにステルスロックを撒いていく。
持ち物がゴツゴツメットの理由はメガガルーラ・メガクチート、メガメタグロスを削りカプ・テテフやメガバンギラスの攻撃の圏内に入れる為。
使用感として、相手の炎に対して後手に回るステルスロック持ちというのは使い辛さも少なからず実感したが構築で重たいメガメタグロスにサイクルを回そうと思うと私にとっても鋼枠、ステルスロック枠はこのポケモンにしか行き着かなかった。
後にステルスロックはレートで目覚めるパワー炎に変更。
カミツルギを3回ほど始末することに成功したり、
滅びメガゲンガーの道連れに合わせて撃って宿り木、ジャイロボールのダメージと合わせて突破したりと謎の活躍を見せた。
バンギラス@メガストーン 陽気AS 砂起こし→砂起こし
構築を見る人によってはサイクルカットの為のバンギラスのように見えるかもしれないが、今回の構築の主軸はこのポケモン。
竜の舞以外の3つの技構成に関してはメガバンギラスとしての存在意義でありフェアリーへの最高打点となるストーンエッジが確定で、
メガボーマンダ、ランドロス等への遂行技としての冷凍パンチと、
炎のパンチはナットレイやカミツルギに対して打ちたい技ではあるが、カプ・テテフや霊獣ボルトロス等でどうにか始末をつけるため採用を見送った。
相手の展開阻害のための挑発も選択肢に入れてもいいだろう。
主に選出する相手はメガボーマンダ+ギルガルドやラティアス+メガクチートの様に、メガバシャーモが苦手とする相手が居る時。
ボルトロス(霊獣)@電気Z 控え目HCS 蓄電
10万ボルト・目覚めるパワー氷・高速移動・悪巧み
構築内における地面と電気の一貫切り役として入ってきたポケモン。
参考元は格闘zのフルアタ構成になっているが、
私はメガバシャーモがバトンタッチを持っていない以上、中速どころが固まったこの構築ではs操作を自分で行えるポケモンは重要だと考えており、
また、個人的には積んで戦うメガバンギラスと組ませるのはこの技構成のものがお気に入りであり、メガバシャーモからの切り返しも狙っていく。
前期構築のメガゲンガー+テッカグヤや壁展開を使っていた頃のメガバンギラス+パルシェンのように、
拘りスカーフ持ちの地面から切り返しができる組み合わせを6世代の頃から好んでいることにも帰結する。
しかし、メガバシャーモが出せなかった場合は相手のトレースポリゴン2が絡んだサイクルに勝つのが難しかったため格闘zが欲しいと思うことも少なくなかったり、
悪巧みは、構築で重いところであるメガフシギバナの処理ルートを確保するためのサイコキネシスやカプ・ブルル絡みへの対処を楽にするためのヘドロウェーブなども選択肢に入ったりと、
依然として技構成は考えようがあるポケモンである。
また、参考元の通り最速を取らなかった弊害は相手のメガリザードンXYどちらに対しても積極的に選出が出来なくなったことであり、これが一番の痛手。
ハイドロポンプ・ムーンフォース・瞑想・挑発(凍える風・目覚めるパワー炎)
メガバシャーモとメガバンギラス、ナットレイと相性のいい水枠だが、
構築で見ると構成性格ともに難しいポケモンでもある。
構成に関してはバシャーモもバンギラスも苦手とするカバルドンを早急に始末するための水Zを持たせての採用となったが、
この構築で展開されると止められない相手のメガバシャーモに対しての解答としてステルスロック+雷パンチを2耐えするHBラインを確保して黒い霧と合わせての氷Z型でも機能はするし、
ボルトロスの所でも記述したように、相手のメガフシギバナやナットレイ、ポリゴン2等の構築で重いポケモンに打ち込んで後続のメガバシャーモ等を通しやすくするために臆病もしくは図太いHBS基調のカプZ型でも機能するから悩みどころ。
レートでは初手からカプ・テテフに出てくるギルガルドやスイクン等に合わせて瞑想から詰ませる活躍を見せてくれた。
選出パターン
1.カプ・テテフ+バシャーモorバンギラス+ボルトロスorカプ・レヒレ(メガ+Z)
3.カプ・テテフ+ナットレイ+バシャーモorバンギラスorカプ・レヒレ
パターン1が基本選出でサイクルを必要としない場合一番パワーの出る選出。
パターン2は主にカバマンダガルド系統に対しての選出パターン。
相手のミミッキュ+キノガッサ、ガルーラ+ランドロス+ミミッキュの様な構築にはパターン3が確定。
パターン4は、相手のジャローダやメガメタグロス等のカプ・レヒレ+バンギラス+ナットレイの障害となるポケモンが初手に出てくると踏んだときの選出。
パターン5は構築的にはほぼ勝つことはできないが、相手のカバドリュマンダやバンドリマンダ等の砂構築に対しての選出で相手の砂起こしのポケモンにさらさら岩を発動させないためにこちらのバンギラスを初手に。
相手のカバルドンに対してはバンギラスもバシャーモも出さず、こちらが先にサイクル勝ちする選出のパターンも何度かあった。
また、バシャーモがメガシンカしてバンギラスがメガシンカせずに出すパターンも一度だけ行った。
2Z選出も構築によっては行うこともあったがこの際にZを打つのはカプ・レヒレ。
この構築できついポケモン
襷を持てばこの構築には誰にでも行動回数が確保でき、メガ2匹を食い止めることも可能であるため。
ナットレイにステルスロックを搭載していたのもこのポケモンの襷の価値を落とすため。
カプ・テテフは上から殴ることはできても蛇睨みを確実に上から通され、
バンギラス+ナットレイ+カプ・レヒレはめざめるパワー炎を持っているだけですんなりと突破されてしまう。
このポケモンの処理ルートはほぼバシャーモに投げているため、ボーマンダ+ジャローダの様な並びに勝つことができない。
とりわけゴツメカバルドン。
メガバシャーモの飛び膝蹴り→霊獣ボルトロスの目覚めるパワー氷で役割集中をかけようにも怠けるの回復量がこのダメージ量に勝っているため、カプ・レヒレが選出できていなかった場合どのみちきつかった。
真皇杯もいよいよ本戦が近づき、私自身もバシャーモ使いの通話メンバーに入ったことでポケモンモチベーション自体は上がってきたのでこれからも1バシャーモ使いとして良い結果が出せるように頑張っていきたいと思います。
構築紹介は以上となります。
それでは・。・