【ポケモン剣盾s30使用構築】ザシ黒バドスタン・邪ノ型 最高最終レート1924 最終順位192位
はいどうも・。・
剣盾ランクマッチシリーズ12、シーズン30に参加された方はお疲れさまでした。そして私と対戦してくださった方はありがとうございました。
禁止伝説環境でレート2000には到達しなかったものの私なりにはこのシーズンで戦えた気がするので構築記事を書くこととしました。要はただの自己満足。
使用した6匹の並びはこちら。
きゅうくらりん、曲調も歌詞も辛くて美しいから私も歌えるようになりたいです。
きゅうくらりん / いよわ feat.可不(Kyu-kurarin / Iyowa feat.Kafu) - YouTube
そしてこの構築を組むにあたっての参考元の記事はこちら。
【ポケモン剣盾】ザシバドスタンダード【s28最終10位/96位-2101/2012】 - ノーマル特殊受け
記事のリンク掲載を許可してくださいましたみるふぃ(@CutieLadies_pk)さん、本当にありがとうございます。
構築詳細簡易版
構築経緯
私が冠環境で形にした「スカーフ連撃ウーラオス+アッキサンダー+ステルスロック+メテオビームウツロイド」の初手ダイマックス(≒ダイジェット)を拒否しながら「ステルスロックを用いた」対面構築相手への攻撃的サイクルが禁止伝説ポケモンたちによる火力インフレによって回している間にこちらがサイクル負けするため通用しなくなったことで方針を禁止伝説相手にもサイクルを回せる組み合わせの模索に変更。
ザシオーガ相手に無理矢理サイクルを回す「チョッキパルキア+ヌオー」や、イベザシや黒バドザシアン相手に回す「バンギラス+ヌオー」等組み合わせは色々と試したがどれもこれもゼルネアスが絡んだ展開構築や有象無象の崩しに弱くなってしまい構築単位で見ても強いとは思えなくて断念。
途方に暮れていた所に見つけたのが「ラッキー+ヌオー」を個々の対面性能の高さを以て崩し枠を制圧してカバーする「ザシアン+黒バドレックス+サンダー」の組み合わせと相手の受けサイクル及び「バンギラス+ヌオー」のようなサイクルの拒否役の鉢巻一撃ウーラオスが入ったみるふぃさんの構築が1番私の中で気に入ったのでこれをベースに使いながら考えていくことにした。
コンセプト
・元記事の通りサンダーの初手ダイマックスも含めて高火力を通し切る。
・ザシアンとバドレックス、サンダーが通らなさそうな受け回し及びそれに準ずる構築には鉢巻一撃ウーラオスによる崩しもしくはラッキー、ヌオーによる搦め手を用いていずれかのエースの一貫を作りに行く試合運びに持っていく。
・カイオーガ構築相手には出来るだけ早くカイオーガにダイマックスを切らせてラッキーで受けてからこっちの後発ダイマックスを通し切る。
以上の3点。
それでは個体紹介に入る。
ザシアン(剣の王)@朽ちた剣 意地HAD基調
193-231-136-x-150-172 不撓の剣
巨獣斬・じゃれつく・電光石火・炎の牙
禁止伝説枠1で参考元の配分そのままのザシアン。
HDは珠イベルタルのC201ダイバーンを75%耐え、A200マンムーの地震を87.5%耐え、Sは準速エースバーン抜き、残りをA。
HDラインも相手のイベルタルに生きたこともあったのでこの配分で不自由は感じなかったが技構成が最後まで纏まりきらなかった。
技構成はザシアンのタイマン性能を確保するための巨獣斬と電光石火をセットで確定で、決して構築単位で軽くはないウーラオス、ゼクロムやウオノラゴン等のドラゴンや水タイプ、サンダーへの打点をじゃれつくで纏めこみ、
残りの1つは私はラッキーのおかげでカバルドンやラグラージの欠伸耐性は確保できていると思って身代わりをヌケニンやヨプナットレイ、サンダーのダイバーンで晴らした後相手の剣王ザシアンへの最大打点となる炎の牙に変更したが、
舐めて居座ってくる耐久の低い霊獣ランドロスを咎める氷の牙やヌケニン・日食ネクロズマへの打点となり、相手のスカーフ黒バドレックスを対面から屠れる嚙み砕くが欲しかったりどれが正解だったかは最後まで分からなかった。
最終日に対面マンムーの地震を全て高乱数2つ引いて倒された戦犯。
個人的には急所負けするよりこの負け方する方がよっぽど効きます。
バドレックス(黒馬上の姿)@気合いの襷 臆病CS
175-x-101-217-120-222 人馬一体
アストラルビット・サイコショック・ドレインキッス・悪巧み
禁止伝説枠その2でこの構築の主軸で襷枠。
技構成はいたって普通の襷個体のテンプレのものを使用。
参考元との違いはリーフストーム⇔ドレインキッスだがラッキーを投げられなかった場合の相手のジガルデ等による搦め手を咎めれるメリットを取りたかった。
雑にステルスロックが撒けない対面相手にザシアンと合わせて後発から、ラッキーのステルスロックやタイプ耐性、ヌオーの欠伸の補佐を受けながら相手のサイクルを崩しに行くフィニッシャー。
対面から相手の黒バドレックスに気合の襷なら同速対決を2回制する必要があり有利なポケモンではないため襷を上手く確保する立ち回りと先に相手のゼルネアス+日食ネクロズマに刺せれば非常に有利な状況を作れるためこれを実現する為のゲームメイク能力を求められた。
サンダー(原種)@命の珠 臆病CS
165-x-106-177-110-167 プレッシャー
ボルトチェンジ・暴風・熱風・電磁波
初手ダイマックス枠及び相手のカイオーガ相手にラッキーと合わせてボルトチェンジを用いて初手から、またイベルタルに対してザシアン(とラキヌオー等のザシアンに対して強いサイクルにはウーラオス)と合わせて後発から投げる命の珠枠。
特性は相手のカイオーガのSラインを確認してスカーフ持ちならこちらのラッキーを素で投げやすくするためにプレッシャー。
後発から通すも初手から通すも強かったが現実対面からスカーフ黒バドレックスに競り負けるのでこの想定を破ったり初手ダイマックスから後発の黒バドレックスやザシアンで〆る動きを取りやすくするべく電磁波を採用(この動きを取る際にダイマックスさせるのはウーラオスかバドレックス)。
また、プレッシャーのせいでダイマックスが終わってから相手のカイオーガと組まれたザシアンに後発から電光石火で縛られて負けたことも少なくなかったので熱風の部分はTODで優位に立てる羽休めの方があっているのかもしれない。
ウーラオス(一撃の型・キョダイマックス個体)@拘り鉢巻 意地ADS
175-184-120-x-95-149 不可視の拳
ザシアンが投げ辛い相手の日食ネクロズマやホウオウ、ディアルガ、バドレックスを受けようとしてくるノーマル高耐久勢やバンギラス、ブラッキー、ガオガエン等の悪タイプやバドレックスが通り辛いチョッキホワイトキュレム等に投げる受け崩し枠。
配分は陽気の火力で困ったことがなかったので217アストラルビットを高乱数2耐えするDラインを確保し、ダイジェット1回で最速黒バドレックスを抜ける準速ベースで配分を組みなおした。
同じ崩しをするならウオノラゴン等もいるかもしれないがスペック的にもナットレイにも有利でラッキーの甘えるでも誤魔化せられないため一番信頼している受け崩し枠。
ラッキー@進化の輝石 呑気BD(S個体値0)
327-x-62-x-156-49 自然回復
歌う・甘える・ステルスロック・卵産み
ザシアンとバドレックスを差し置いてこの構築の真の主軸の運ゲー枠、ド畜生。
役割対象は一撃ウーラオス、バドレックスと合わせてムゲンダイナ、ルギア、黒バドレックス「のスカーフトリック受け」、サンダーと合わせてカイオーガやホウオウ、その他特殊エースや身代わり持ちの可能性のあるポケモンたち色々。
他にもバドレックスに強くも遂行速度が遅いポリゴン2やナットレイ、初手ダイマックスの物理ガマゲロゲに初手から投げて甘えることもある。
また、崩しとして起用されやすい鉢巻霊獣ランドロスもカイオーガ等との対面を作ってから強引に卵産み→甘えるで受ける動き方と、
ホウオウサイクル相手の身代わりにも歌うで眠らせてからサンダー投げ→ボルトチェンジ→ウーラオス投げという動き方を可能とした。
2ターン目で最速起きしない願望プレイしていた私は浅い。
相手の「珠」カイオーガ受けを可能にするために万能傘ハピナスを採用してたこともあったがそれ以外に安定した動き方が受け回しでできないのは致命傷だと思いこの技構成のラッキーとした。
やれ運ゲ技と言われようがチョッキカイオーガの絶対零度しかりラッキーにこういう技が採用される理由を使って初めてはっきり理解した。
余裕ある対面から裏のポケモン及びラッキーの被役割対象が1匹機能しなくなる可能性取れるんだからそりゃ強い。
ヌオー@ゴツゴツメット 腕白HB
202-100-150-x-86-55 天然
地震・欠伸・自己再生・毒々
相手のザシアン(に変身したメタモン)受けでテンプレの技構成3つに交代先のサンダーやイベルタル等に刺さる毒々を搭載したものとなっている。
サイクルが必要となった際に相手のザシアンを自分のザシアンやバドレックス圏内に放り込むためのゴツメ枠。
ラッキーのステルスロックと合わせて火力の低い相手から欠伸ループに無理矢理入れたり交代読みで毒々を絡めながら有利サイクルに立てる可能性を買った。
日食ネクロズマの誤魔化しにもなれると思っていたが現実相手のエースバーンを後投げから受けられなかったりいつ霊獣ランドロス等から草技が飛んでくるか分からなかったりウーラオス受けが不可能だったりでどこまで信用していいかわからない。
選出パターンの例
1.サンダー+ザシアン+バドレックス
→受け先が少ない対面相手の基本選出。
エースバーンのダイマックスを対面から使わせてザシアンの電光石火で縛るのがサンダーの役割だがこれにポリゴン2が入っていたら不利寄り。
2.サンダー+ラッキー+バドレックスorザシアンorヌオー
→カイオーガ入りへの選出。取り巻きがラッキーの行動をどれだけ許してくれるか。
ラッキーがカイオーガを受けられないのであまり勝率が安定しない。
3.サンダー+ウーラオス(バドレックス)+ラッキー
→ホウオウやディアルガ等が絡んだサイクルへの選出。ラッキーで受けれないボディプレスを持ったディアルガがそこそこ厄介だが基本有利。交代から受けが不可能な珠霊獣ランドロスが居た場合若干面倒。ホウオウが初手ダイマックス且つ珠持ちだと思ったら電磁波。
4.バドレックス+ラッキー+ヌオー
→ザシバドレックスミラーへの選出でバンギラスが居た場合はラッキーかヌオーをウーラオスかザシアンのいずれかに。
5.ザシアン+バドレックス+ラッキーorヌオー
→ゼルネアス+日食ネクロズマへの選出。メタモンが居た場合はヌオーを裏に。
6.ザシアン+ラッキー+バドレックス
→vsルギア絡み。ルギアの前でステルスロックを撒ければ取り巻きによっては歌うを連打してから寝たポケモンに対面を合わせればどうとでもなる。
7.ザシアン+サンダー+ラッキーorヌオー
→vsイベザシ。ラキヌオー等のザシアン受けが可能なサイクルパーツが居る場合はウーラオスをラッキーかヌオーの所に置いてイベルタルザシアン対面釣り交換。
サンダーが入ってるとはいえ釣り交換が選択肢に入っている時点で私の中ではイベザシに有利だって意識は持てなかった。
最終結果
メイン最高最終1924(192位)
おわりに
構築をこの形に纏めこんで完成したのが最終日だったのでVtuberの放送に入り浸りすぎずもう少し早くポケモンやっていればよかったのが正直な気持ちです。
私自身過去に出来ていてそれなりに勝てていた立ち回りを環境に奪われて禁止伝説環境が嫌いなふしがありましたが、思い返してみれば禁止伝説の組み合わせで勝敗が決しやすくも絶対的に有利な構築が無いって思うとこのシリーズ12も良環境なのかもしれないなって最近思うようになりました。食わず嫌いするもんじゃない。
とはいえ選出単位で3匹に絶対にきれいに纏められないのは全対応したい私にとってはこの環境やってて辛いです、立ち回りの幅を広く取れるのが美しいと思っていて私にはそれを開拓できるだけのスキルも持ち合わせていませんので。
シーズン31は途中でLiBornオフがあるもののやるかわかりません、この最終結果を見て満足している私が居るにつき。
あたしは あたしは 嫌になるのね
構築紹介は以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
それでは・。・
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