【ポケモンUSM】シーズン14使用構築 最高最終レート2100 最終順位104位 ~虚ノ虚ヲ付キシ未完ノメガバシャスタン~
はいどうも・。・
シーズン14のシングルレートに参加された皆様はお疲れさまでした。
期間が長く、レート2200の達成者もでてきてインフレしたシーズンでしたね。
その流れに乗ってかはわかりませんが、s6から本格的にレートをやりはじめ、
最終日になってようやくメガバシャーモを使っていつかは果たしたいと思っていた2100を達成することができました。
それでは今期使用した6匹の並びはこちら。
そしてこちらが最高最終レート2100達成時の画像です。
一緒に構築を使おうと決めた十六茶さんのこちらの記事と一緒に読んでいただければ幸いです、というか合わせて読んでください。
S14使用構築 僕らのバシャナットサンダー - 星を廻せ月より速く
ちなみにサブのレート2000達成までは一貫してこの並びを使っていました。
バシャーモ・ナットレイ・霊獣ランドロス・ゲッコウガ・サンダーまでが今回は確定枠で、
この変更意図も十六茶さんの構築記事を参考にしてください。
それでは各個体の説明に入ります。
バシャーモ@メガストーン やんちゃACS 猛火→加速
飛び膝蹴り・フレアドライブ・目覚めるパワー氷・守る
この構築の唯一のメガシンカポケモンで「私が7世代を戦い抜く理由の」ポケモンであり、
並び単位で「バシャサンダーナット」、「バシャテテフナット」、「ランドバシャナット」の3通りを形成するためのポケモン。
今回も後述の霊獣ランドロスと合わせて本来は不利となるメガボーマンダ+ナットレイやヒードラン、ガルーラ+霊獣ランドロスの様なサイクルを逆に始末するための技構成にしたが、
結局のところギルガルドに対しては択を通し続けないことには突破が叶わないため、
ガルランド+ギルガルドに関しては後述するカプ・テテフとゲッコウガを合わせて選出して対処することにし、
役割対象をステルスロックやサンダーと合わせて、「ポリゴン2orカビゴン+メガボーマンダ」、「ナットレイ+メガボーマンダ+フェローチェの様なゲッコウガが勝てない高速アタッカー」あたりに絞った。
正直なところ、メガバシャーモのこの型からはいい加減脱却するべきだと私は思ってやまないが、そうするならば他に上手く選出する相手も技構成も徹底して絞るしかない。
ランドロス(霊獣)@気合の襷 威嚇 陽気AS
メガバシャーモ入りを形成するにおいて必須であると思っているステルスロック撒き役かつ気合いの襷を持たせたことによる行動保証を持っている1匹で、
十六茶さんの構築と違うポイントその1。
十六茶さんには意地っ張りで珠ゲッコウガのC155水手裏剣を4発耐えの配分を提案したが、
これは、「構築のメンツで相手に霊獣ランドロスが拘りスカーフ持ちの線を切らさないようにする為」のものである。
だが、私はやはり後発から最速ギャラドスが後出しされたり、ステルスロックが撒かれておらず、後出しからでも岩石封じを連打して怯まなければ食い止められる可能性がある安心感には変えがたいと思ったため、結局最速から動くことはなかったし、
陽気で最速をキープして耐久に回すと襷ストッパーとしての火力が著しく低下してしまうためAも振り切ることしかできなかった。
そして意地っ張りのS153まで振ったメガメタグロスあたりに上から地震を打てる可能性があるのもメリットの一つ。
要は「S157からゲームプランを立てやすくするための」最速霊獣ランドロス。
S155未満にしてしまうとナットレイを選出できていない際に最速ビビヨンに嵌められてゲームエンドになるので、それを防ぐためにもS157であることが重要なポケモン。
・ナットレイ@フィラの実 呑気HBD 鉄のトゲ
種マシンガン・ジャイロボール・鈍い・宿り木の種
メガバシャーモ入りにおける「相手のトリックルームへの耐性」、
カプ・コケコやカプ・レヒレが構築に入れられない場合の「キノコの胞子と眠り粉」、「トノラグ、ペリラグ等の雨展開」への耐性を構築に付加し、激流ゲッコウガの一貫を食い止めるためのポケモンで、
アームハンマー持ちが増えたことでもう勝つことはできなくなったがメガメタグロスへの気持ち程度の誤魔化しができ、サイクル戦になった時は宿り木の種で回復元になれ、
メガバシャーモが苦手で相当な後手を取らされるオニシズクモへの強力な耐性を付けられる。
また、カプ・テテフと合わせることでミミッキュ+キノガッサ等への強力な対面への圧力を与えることも可能。
従来の純正の「バシャサンダーナット」に入るナットレイはサイクルを2匹で回すべくステルスロックを持たせることも多いが、
相手の身代わり持ちかつビルドアップ搭載の霊獣ランドロスや竜舞メガボーマンダ等からの太い詰め筋にもされやすい。
それ故のそこから逆に詰め返すための鈍いナットレイだが、メガボーマンダは捨て身タックル搭載も多かったため活躍の幅は今季は少し少なかったようにも思える。
こいつは恩返し持ちの「サイクルにも安定を求めたメガボーマンダに付け入る為のナットレイ」と思ったほうがいいのかもしれない。
また、このポケモンはvsミミガッサに対しての誤魔化しや炎等の後投げへの対処がキノコの胞子1本で利くモロバレルにすることも考えたが、鋼タイプで唯一無二のタイプ性能をしていて、身代わり持ちスイクンへの性能も加味すれば草枠はナットレイから動くことはまずないし、
釣り出し前提の立ち回りも行わなければならないがそこはもう割り切るしかない。
ゲッコウガ@水z 臆病cs 変幻自在
ハイドロカノン・水手裏剣・冷凍ビーム・目覚めるパワー炎
選出する相手はメガバシャーモが苦手とするカバリザやカバルカ、カバマンダ、メガクチート+ラティアス、カバルドン+ナットレイのようなサイクルにランドロスと合わせて。
基本相手に水ポケモンがいる時はメガバシャーモとの同時選出は行わない。
サンダー@食べ残し 穏やかHDS プレッシャー
放電(10万ボルト推奨)・毒々・羽休め・身代わり
この構築のMVPにして要所という要所で麻痺をしっかりと引いてくれた大戦犯。
タイプの耐久面で言えば相手メガボーマンダやカミツルギのメインウエポンの一貫を切ることができ、 特殊水タイプへの後出しがしやすく、
ゲッコウガもバシャーモも突破が不可能な「ヤドラン+モロバレル」や「ドヒドイデ+ナットレイ」の様な高耐久水が絡むサイクルの「数値受けの無力化」や、
メガフシギバナや「岩技を持たず、サンダーよりも遅いグライオン」のPPを身代わりと合わせて無理やり枯らしたり、ナットレイやカプ・テテフが呼ぶテッカグヤや、色々と数値で誤魔化しが効くポリゴン2等に選出することでサイクル面でかなり優位に立つことができるが、この構築の一番の歪み。
10万ボルトではなく放電にしたのは構築で面倒なところであるメガゲンガーやゲッコウガを無理矢理3割の麻痺で誤魔化そうという歪んだ魂胆のもと。
今回も後述のカプ・テテフの構成の都合上この構築には高速ポケモンが少なめな為無理矢理そのSを3割で補佐する意味合いもこめて放電となった。
Sは136の最速メガバンギラス抜きにしていたが、今期は準速のカプ・レヒレ抜きの138に変更。
サイコキネシス・サイコショック・ムーンフォース・シャドーボール
「バシャテテフナット」の並びを形成するためのポケモンで、
十六茶さんの構築と違うポイントその2。
バシャーモもゲッコウガも突破不可能なカプ・レヒレ+カビゴンやカバルドン等のサイクルを「無理矢理数値で否定するポケモン」であり、
サンダーが不利を取るカプ・レヒレが発するミストフィールドが絡んだサイクルを無理矢理突破できる可能性を持ち、
バシャーモと合わせることで相手のメガガルーラやメガミミロップ、メガルカリオへの強力な圧力をかけることができるポケモン。
また、初手の選出パターンを徹底して霊獣ランドロスに依存しないための眼鏡カプ・テテフで、ムーンフォースを押していれば相手のメガボーマンダに竜の舞を積む暇を与えない。
選出する相手は主に相手のポリゴン2+ミミッキュ+メガリザードンやポリクチミミガッサの様な対面相手。
蝶の舞を先に積まれるとキネシス1本だけでは切り返しが不可能なウルガモスに反撃の隙を与えず、バシャーモ1匹だけで突破するには不安が残るラッキー+ヌオーの様なサイクルに刺せるサイコショックと、
サンダーがカプ・レヒレ+テッカグヤの様なサイクルには優位に立てるため10万ボルトをシャドーボールに変更。
HBは233フレアドライブ耐え、Sは岩石封じ1回で最速ゲッコウガ抜きまで引き上げた。
なお、持ち物を(厳密には拘りスカーフか拘り眼鏡か、あるいは各種Zクリスタルか)1つ変えるだけで役割対象、有利不利対象がガラッと変わってしまうのでどの持ち物を持たせれば完成とは言えない。
その理由は、
拘りスカーフ有利⇔拘り眼鏡不利:ゲッコウガ、メガゲンガー、「ステルスロック込で」メガリザードンXY、メガルカリオ、メガボーマンダ、アーゴヨン等の気合の襷を潰した各高速アタッカー、襷霊獣最速ステロランドロス等
拘りスカーフ不利⇔拘り眼鏡有利:カプ・コケコ、HD基調ポリゴン2、カビゴン、スカーフアーゴヨン、メガガルーラ、メガリザードンX、各フィールド200キネシス耐え調整が施されている高速エースポケモン等
と、拘り眼鏡持ちの場合はこの有利不利関係がほぼ真逆になるためである。
どちらも不利なのは言わずもがなギルガルドやメガメタグロス辺りの鋼、ウエポンによりけりだがカミツルギやダストシュート搭載の襷ゲッコウガやスカーフゲッコウガに加え、襷ゲンガー、アーゴヨン等抜群技持ちかつ眼鏡カプ・テテフが確2を取られる相手。
こいつらはサイクルで削りをどこかで入れたり、こちらがサイクル勝ちしなければ勝つことはほぼ不可能。
・構築全体の総括や実感したこと
・構築からミミッキュという行動保証が1回はあるポケモンを構築から抜いてしまった以上vsメガバシャーモ入りの課題の一つであるギャラアーゴヨンへの立ち回りはかなりシビアなものとなってしまった。
・行動保証が構築から1個減った分立ち回り選出どこか1つでも甘えた瞬間に死ぬということ。
・この構築はカプ・テテフの型が相手によって上手く機能するかしないかで勝率が左右されるということ。
・十六茶さんとこの6匹の並びの型を煮詰めるにあたって、やはり構築に絶対の完成形なんて無いということ。
・自分を超えられるのは何に於いても自分だけだということ。
・カバマンダガルド+レヒレカビゴン+何かへの絶対的な回答はメガバシャーモ入りでは絶対に無いこと。
・最高及び最終レートの高さがその構築の絶対的な強さとは思わないこと。
結果
メイン最高2016 最終死亡
サブ 最高最終2100
最後に
私は最終日にようやくレート2000達成するくらいには自分の実力に衰えを感じていましたが、s14はその前には2ROM2000達成できたあたり、多少はそのスランプは克服できたのかなとは思います。
そしてシーズン5からメガバシャーモを本格的に使って1年半ぐらいの時を経てようやく2100を達成することができました。
今季が初の2100達成だったのでチキってこのまま保存してしまいましたが、ここまで来たことを誇りに思いながら、これからも先の高みをめざして、絶対に慢心はせずにメガバシャーモを7世代の終わりまで使い続けていこうと思います。
Spacial Thanks
最終日の通話に顔を出してくれたバシャーモ窓のゆうのしん、らんぽけ君、最後の方まで付き合ってくれたイカエ君、マヒナさん
そして何よりもこの構築のことを共に相談してくれて、一緒に使ってくれた十六茶さん
構築紹介は以上となります。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
それでは・。・