7世代のヘラクレセ(ドラン)のムーブ
6世代までのヘラクレセ(+ドランやボルトロス)は、
初手にヘラクロスをだして場を荒らす→クレセリアでトリルや電磁波→三日月でヘラクロスを蘇生の流れが基本だった。
7世代になって思ったのはそのムーブがZ技の影響で取れなくなったものだなということ。
つまり、初手のヘラクロスが出落ちさせられるパターンが分かりやすく増えたので立ち回りを変えなければならなくなったということ。
今は初手ヘラクロス以外の対面性能が高いポケモン→クレセリア出し→トリルから初手のポケモン捨て→ヘラクロス出し→クレセリアのトリル三日月展開→ヘラクロスで〆る。
こういうムーブになっている気がする。
要はクレセリアを三日月で簡単に捨てることができないということだ。
P2オフの時は初手コケコ→クレセリアのトリル→コケコ切り→ヘラクロス出し→クレセリアのトリル三日月→ヘラクロスで〆という流れを取っていた。
また、vsミミッキュに対してはZと剣舞両対応の身代わり→ボルトチェンジ→(クレセドラン選出の場合は)ヒードランに下げる。
ヘラクレセ選出をした場合はクレセリアでお茶を濁す(身代わり痛み分け奴はウエポンが冷凍ビームのためお通夜)というムーブを取った。
ヘラクレセドランの地面枠は最近は型破りドリュウズなのも把握はしているが、
当時の地面枠はガブリアスだったのでこういうムーブをとらないとvsミミッキュは厳しかった。
自分はヘラクレセドランのvsミミッキュはミミッキュに強い単体でカバーするよりも立ち回りで何とかするものだと思っている。
多分ヘラクレセドランを使うことはないかもしれないので他の人が使うことがあればこういうムーブでもしないと動けないよというのをメモ程度に書いておきます。
総括:どれだけ転がってもヘラクロス入りはミミッキュは重い運命は避けられない。
(๑•﹏•๑`)
【ポケモンSM】ステロ持ちと組む前提のHS凍風メガゲンガー
CSメガゲンガーではステロ込でもHDメガボーマンダを落とせない、
ないしは返しの最大打点であるところの捨て身で落とされるのでそこを何とかしたいと思って配分を組んだ。
Gengar-Mega @ Gengarite
Ability: Shadow Tag
Level: 50
EVs: 172 HP / 4 Def / 76 SpA / 4 SpD / 252 Spe
Timid Nature
一部某所のテキスト引用なのはご容赦ください。
配分意図
メガゲンガーである以上最速は確保したいので最速
ステロ+凍える風で201-112までのメガボーマンダが確定
A165スカイスキン捨て身(HD想定)を最高乱数切り耐え
とりあえずメガボーマンダに(6.3%を引かれなかったりHD意地メガボーマンダとかでなければ)勝てる前提の配分。
CSとちがって毒技やゴースト技の火力は期待できないのでこの配分で使うなら催眠or鬼火祟り目で、
裏の積みエースを動きやすくする立ち回りをするなら鬼火の方がいい。
特に何のひねりもないHSメガゲンガーになってしまった。
おわり。
【ポケモンSM】第二回からきおす杯使用構築~氷塊バシャランド~
はいどうも・。・
前回のバシャバトンがあまりにもミミッキュに弱かったのとドヒドイデ絡みに勝てなかったので
若干ミミッキュと陰キャ殺意マシでバシャーモ入りを組んでみました。
膝フレドラめざ氷まもる
例のC振りやんちゃメガバシャーモ
メガボーマンダに当たらなかったからバトンでよき
一回バトンあったらアド取れてた盤面あったからなおバトンでよき
ランドロス霊獣@襷 陽気AS 威嚇
地震ステロ爆発封じ
キノガッサに眠らされるのうざいから胞子打たれるタイミングで速いレヒレにひいチャオ!wと思って爆発は蜻蛉にしてたこともありましたがメガボーマンダに無限に起点にされてくそ雑魚だったので爆発
最速スカーフテテフ抜けないのでガブみたいにステロ撒けなくてゴミ
オニゴーリ@残飯 臆病HDS ムラッけ
フリドラ零度みがまも
ゲンガーの凍える風の1段階ダウンを活かしたいと思って入れた氷の塊。
ポリクチとかそこいらへの下からの展開への殺意を込めて採用したが、
返ってバシャーモの苦手な相手ばかり読んでしまったからゴミ
カミツルギ@悪Z 陽気HADS
リフブレ辻斬り剣舞聖剣
バシャーモのバトン先もしくはバシャーモが戦えないマリルリやレヒレ、フェアリーZミミッキュ意識で入れたポケモン。
こいつはvsカバリザグロスにも刺せてまあそこそこ強かった。
ステロ込で霊獣ボルトロスやこいつより遅い炎は軒並み縛れるのもよかった。
けどゲッコウガとかから上から潰されるのがあまりにも弱い。
カプ・レヒレ@水Z 控え目CS
ドロポンめざ炎瞑想ムンフォ
vsバシャーモはバシャーモを展開されたら終わるからそれ防止で入ってきたポケモン。
ランドロスの蜻蛉から胞子に出てきて上から殴れればと思ったが現実そう甘くはなかった。
終わり。
ゲンガー@メガ 臆病CS
シャドボこご風気合い玉ヘドロウェーブ
変更点無し。
電磁波とかそこいらに頼ってオニゴーリの嵌め展開するよりもはるかにスマートだと思うのですがどうでしょうか
結局テテフミミッキュみたいなのに勝てなくてくそ雑魚だったので供養します。
あとバシャバトン考えれば考えるほどメガボーマンダ無理。
からきおす杯お疲れ様でした・。・
【ポケモンSM】シーズン5使用構築 ~月影鮫・継~
はいどうも・。・
シングルレートシーズン5に参加された皆様はお疲れ様でした。
対戦していただいた方はありがとうございました。
構築作成経緯
第4回P2オフ、第1回からきおす杯の後色々と環境の変遷を見据えていたが、
現状ヘラクレセドラン、というよりはヘラクロスがありとあらゆるミミッキュに対して後手を取ってしまうことにやっぱり不満を感じていて、
それなら有利な相手には上から殴りながらもサイクルには展開を用いて対抗していければ戦えるような構築であるところのバシャバトンを使ってみようと思ったのが切欠。
また、ABミミッキュなどはステロで調整を崩してしまえばメガバシャーモを通していけるのではないのかと思ったのも理由。
【シーズン4使用構築】襷ガブリアス始動バシャバトン - ごろごろポケモン。
こちらの構築の完成度に感銘を受け、シーズン5はバシャバトンの研究に費やした。
使用構築はこちら。
構築のメインは展開で、サブは対面である。
バシャーモ・ガブリアス・ゲンガーの配分は元の記事と同じため、使用感を記述していく。
ガブリアスのステルスロック等の用いての削りから抜き去り、苦手な相手からはバトンを用いて裏に引いてアドバンテージを稼いでいく構築の軸のメガポケモン。
クレセドランやランドグロスなどのサイクルには上手くレヒレに繋げた盤面もあるにはあったり、ゲッコウガの水手裏剣を振り切ってゲッコウガを突破したり耐久振りの恩恵も感じられた。
だが、A233のフレアドライブを確定耐えするABミミッキュの登場や、
ガブリアスがフェアリーZじゃれつくを打ってきてステロが張れなくて負けの盤面が増えてしまったり、
ミミッキュやギルガルドに飛び膝蹴りを透かされるのを意識しなければならなかったり、
お世辞にも動きやすいポケモンとは言えなかった。
後は純粋にステロ後でも火力が足りないので普通に意地ASでもよいと思ったが、
最速スカーフカプ・テテフやミミッキュを切った動きをとらなければならなくなる。
フェアリーZミミッキュはミミッキュの対面性能を引き上げたポケモンで展開には滅法強いのも分かっていたためなおさらである。
記事にもあるとおり、vsリザードンへの優位性やメガボーマンダからの起点回避等、間違いなくこの構築に入るステロ役としては最適だった。
ただこのポケモンの初手がやたら読まれやすいのかゲッコウガやマンムー、フェアリーZミミッキュ、襷キノガッサ等のステロか削りかどちらかしかさせてくれなくて負けに繋がることも多かったため、これらのポケモン(とりわけゲッコウガとマンムー)を見た場合は脳死で初手でステロを撒くとかいうわけにはいかず、選出はもちろん、立ち回りのプランを慎重に組まなければならなかった。
ゲンガー@メガストーン 臆病 メガシンカ前特性:呪われボディ→影踏み
135-*-81(4)-182(252)-95-178(252) (メガシンカ前)
135-x-101(4)-222(252)-115-200(252) (メガシンカ後)
バシャバトンと相性がいいとされるステロ展開からのエース運用。
ステロダメージと合わせてメガボーマンダやリザードン、バシャーモが苦手とするカプ・レヒレや、ブルルドラン、バンギラス入り等に対して選出していく。
また、カプ・テテフのサイコフィールドを利用してガルーラの先制技持ちもステロ込で縛っていく。
バシャーモではメガボーマンダに絶対に勝てないのでこっちを上手く通せるかが勝負の鍵になる。
毒技は少しでも確定数が変わる相手を増やすためにもヘドロウェーブにしたがキノガッサに対してのことを考えると3割毒が欲しいと思うときもあったので一長一短。
カプ・テテフ@拘りスカーフ 控えめ サイコメイカー
145-x-96-(4)-200(252)-135-147(252)
サイコキネシス ムーンフォース サイコショック めざめるパワー炎
また、ガブリアスから2番手以降に出してミミガルガッサ等に代表される先制技を主体とするポケモンが居る時に選出していく。
展開は対面に弱いためサイコフィールドはそこへの強力な圧力になる。
ゲンガーもサイコフィールドがあって化けの皮が剥がれていればシャドーボールで縛れている。
カプ・レヒレ@水Z 控え目 ミストメイカー
177(252)-x-135-140(100)-150-125(156)
特に説明することはないであろうバシャーモからのバトン先。
このカプ・レヒレはCSベースでナットレイにも出し渋らない為にめざ炎を搭載したり相手の展開を食い止めるための挑発を持たせたり色々悩んだ結果、
バシャーモの呼ぶ低火力高耐久を詰ませるためのHSベースのものとなった。
バトンはサイクルを回さない一方通行の展開であるため、HP管理の徹底が肝。
テッカグヤ@飛行Z 控え目 ビーストブースト
173(4)-x-124(4)-170(220)-125(28)-113(252)
エアスラッシュ 宿り木の種 身代り ボディパージ
メガゲンガー選出ともメガバシャーモ選出とも相性のいいポケモンでバトン先その2でメガゲンガーからの切り返し役。
一度記事通りの配分で運用していたが、威嚇をボーマンダやランドロスからバトンで受け継いでしまうことが気に入らなかったのとvsメガフシギバナにジリ貧になったことがあったのでウエポンをエアスラッシュに変更した。
とはいえ耐久を殆ど振っていないのでバトン先として強いかといわれると強いとも弱いともいえない。
役に立った盤面はレヒレ、テテフが呼びやすいナットレイを起点にしていったり、
ギロチンのないグライオンを詰み返したり、
ステロ+パージからのメガリザードンを縛れた盤面ができたとき。
逆にこの配分でダメだったときは、
ミミッキュの影打ちに後出ししてから普通にファイナルダイブクラッシュを耐えられて負けたとき。
正直場持ちを良くするためのHBベースで半分回復木の実か、
突破力を高めるための飛行Zかで結論は出ていない。
あと、メガボーマンダにテッカグヤはめざ氷や毒が無い限り勝てません。
選出パターン
ガブリアス+バシャーモorゲンガー+カプ・レヒレorテッカグヤ
大体はこのパターン。
相手にバシャーモが居た場合はガブリアスはバシャーモを対面から止めるために裏に置くこともある。
総括
この手の展開要素で間違いなく相性のいいのは霊獣ボルトロスだと思っているが、
バトン展開のバレやすさを嫌って構築から外してしまったため、
ボーマンダ+テッカグヤやジバコイル等のようなサイクルの突破をメガゲンガーが気合い玉を当てるかのゲームになって不安定になったり、
バシャレヒレまででラティアス、ラティオスが一貫しているためそこが難題だった。
また、カプ・レヒレ入りの最大の敵はカプ・レヒレだと思っているためバトン先にカプ・レヒレでカプZを打ちこまれたりして展開阻害をされたりで散々な目に合うこともあった。
構築というのは対面<サイクル<展開<対面の3つの竦みから形成されるものだと思っている。
個人的にはこんな環境構想ができていると思うので、
襷キノガッサ+フェアリーZミミッキュの所謂ミミガッサの並びに嫌というほど苦戦を強いられた。
かといって脳死で型破りドリュウズやパルシェンを組み込むのも構築としては成り立たない。
また、対面+展開であるところのトリルポリゴン2+メガクチートの並びも厳しい。
何とかこの2匹に対してバトン展開で埋めたいと思ったが自分には無理だった。
間違いなく対面に環境がシフトしたことで展開が動き辛いと感じたシーズンだった。
他にはバトン先にデンジュモクや悪Zカミツルギを据えたり、ゲッコウガを上から殴れ、スカーフ地面にはテッカグヤから起点にできるカプ・コケコを用意したり、
下からの展開であれば無理矢理起点にしていけるムラッけ残飯オニゴーリ、
テッカグヤとサイクル面で相性のいい鬼火メガリザードンXをサブのサイクル展開として置いたりという案を貰ったが、
結局最後まで纏める事が出来なかったのが悔やまれる。
ではここまで読んでいただいてありがとうございました。
BSSでこの構築を使うかはわかりませんが参加される皆様よろしくお願いします。
それでは・。・