論理と三日月のあいだ

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【ポケモンORAS】第1回はまるオフ使用構築 結果フエンブロック5-1 1位抜け、最終3位 ORAS最終使用構築: ~L式壁クレッフィ軸Final:復讐壁~

はいどうも・。・

前日、はまるオフに参加された方はお疲れ様でした。

今回、成績はタイトル通りフエンブロックを1位抜けからの最終3位という結果を残せました。

6世代の私が使いこんできた壁展開の最後の完成形(強いかは諸説)を残したいと思います。

興味のある方は最後まで読んでいただけましたら嬉しい限りです。

それでは、使用構築はこちら。

 

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・概要

私はガルーラ+クレセリアウルガモスの並びの所謂ガルクレセウルガと呼ばれるグッドスタッフの構築が台頭して最早壁展開は息ができないとさじを投げたことがあった。

それは壁展開をしていく始動要員がわかりやすくウルガモスに有利なポケモンが居ないからだ。

これにより実質2vs3での戦いを強いられる感覚が嫌だった。

しかし、最後まで壁展開で勝つのを諦めたくないと思い組んだ最後の構築。

並びは壁展開で自分が個人的に一番信用しているクレッフィメガゲンガー+霊獣ボルトロスを1つの軸とし、

もう1つの軸としてガルクレセウルガをクレセリアから起点にして突破できる可能性としてメガバンギラスを採用した。

身代り+竜の舞からクレセリアを崩しにかかれるのがドサイドンとの違い。

 結局最後までドサイドンは活躍させてあげられなかった。

 

次に、壁下で無くともバシャーモボルトロスウルガモスファイアローリザードン当たりに気持ち強めなカイリューが入ってきて、


そして最後はメガバンギラスボルトロスがスカーフガブリアスに止められた後でも対面から切り返しがきくようにパルシェンとなった。 

 

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クレッフィ@光の粘土 図太い 悪戯心
164(252)-*-147(180)-*-117(76)-95

 イカサマ 光の壁 リフレクター 電磁波

特に説明することはないであろう最強の壁張り要員。

構築全体で重いvsゲッコウガサザンドラの一貫切りをするため壁要員として採用しない理由はない。

HDは光の壁込でメガリザードンYの晴れC211火炎放射耐えまで調整の残りB振り。

このポケモンは後続とのサイクルに参加することもあるので安易に切っては負けに直結することも説明は必要ないだろう。

基本的には全試合選出するポケモンだがエルフーンリザードンルカリオ、化身ボルトロスというクレッフィに厚すぎるメンツが一気に固まってた時は選出することができなかった。その時は先発は後述のカイリューに任せていた。

 

 選出回数9/10

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・ゲンガー@メガストーン 臆病 メガシンカ前特性:浮遊→影踏み
157(172)-*-81(4)-160(76)-96(4)-178(252) (メガシンカ前)
157(172)-x-101(4)-200(76)-116(4)-200(252) (メガシンカ後)

祟り目・ヘドロ爆弾・鬼火・身代わり

これも以前から大分使いこんでいる技構成のメガゲンガーなので特に説明することはない。

メガシンカせずにガルガブを壁や身代り込で詰ませていく流れはやっぱり強かった。

だがこのメガゲンガーは技構成でわかるとおりヒードランに強くないため、ヘラクレセドランなどに代表されるサイクルへの者の対抗策として催眠術を採用したいと思うこともあった。

当然6割に頼ることになってしまうため壁下とはいえ過信してはいけないと思ったと同時に、実際は後述の霊獣ボルトロスバンギラスのおかげかガルガブ+@1という選出をされることが多かったためこの技構成で間違いなかった。

 

選出回数:6/10

 

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ボルトロス(霊獣)@オボンの実 臆病 蓄電
172(140)-*-92(16)-177(100)-100-168(252) (実数値よりC-1のものを使用、理想値はC178)
10万ボルト/目覚めるパワー氷/気合玉/悪巧み

蓄電によって電気の一貫を切りつつ、悪巧みを積んで広い攻撃範囲で殴る特殊アタッカー。

以前は高速移動保険型で使っていたが、ガブリアス等からの切り返しは後述のパルシェンで行っていくため、

ボーマンダジバコイルナットレイ等の様なサイクル崩しに特化したHCS臆病オボンの型で採用。

また、ヘラクレセドランなどの電気が一貫しているサイクルを崩すための重要なポケモン

構成は10万V・気合い玉・目覚めるパワー氷、悪だくみ。

純正受けループを強く意識するなら目覚めるパワー氷はサイコキネシスにもなるが汎用性重視の技構成に。

遂行速度を重視するなら持ち物ないし配分はCS命の珠搭載にもなりうる。

受けループ等のコテコテの受け回し系統を切る場合やスカーフガブリアスから切り返しをするならばここはHCS弱点保険高速移動の型でもよい。

 

オフではメガハッサム軸、メガミミロップ軸のバトンパに壁や鬼火込でフィニッシャーとして活躍してくれたが、

 

バンドリのドリュウズに気合い玉2回(壁込で剣舞雪崩を耐える+雪崩はずしでワンチャン掴むもまた外す)外し+気合い玉をブルンゲルトリックルーム下のメガバンギラスに打とうとするもリフレクターをストーンエッジの急所で突破されたりと何とも不憫なおっさんだった。

トリックルームがその時4ターン目だったので当てれば次にカイリューを切れば2匹とも倒せた可能性があっただけにとても悔しかった。

選出回数 4/10

以下は大きく変更したポケモン3匹。

 

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バンギラス@メガストーン 陽気 メガシンカ前特性:すなおこし
175-186(252)-131(4)-x-120-124(252) メガシンカ

175-216(252)-171(4)-x-140-135(252) メガシンカ

ストーンエッジ地震・身代り・龍の舞

 

壁展開におけるガルクレセ絡みの相手を打破するための最後の砦。

クレッフィが倒されて2vs3から覆そうとするとクレッフィメガゲンガーの「攻撃的な構築に対しての守備的な詰ませ」では突破できない構築も多くなったのでその反対側の勝ち方を目指すためのメガポケモン

また、ガルクレセは格闘ポケモンが入ってきづらいこともよくあるのもこのポケモンに着目した理由。

攻撃技はクチート入りにも出しに行くため、岩+地面の最も安定した打点を確保できる2ウエポン。

メインウエポンがストーンエッジと命中率は安定しないが全抜きエースとしての運用になる為、

命中率云々に四の五の言っていられない。

後述のローブシンカイリューパルシェンの物理圧力を利用してクレセリアを誘き出し、

壁+身代りでクレセリアやめざ地面の無いポリゴン2を詰ませていくのが理想の展開。

が、一番最悪のパターンはヘラクレセドランなどに代表されるトリックルーム→三日月の舞でのメガヘラクロスの展開パターン。

スカーフガブリアスバンギラスを見てくるなら後続のパルシェンで起点にしていく積みサイクルの展開に持っていくこともある。

なのでパルシェンが突破できない鋼をどのようにサイクルの中で始末できるかが大事。

ウルガモスはガルクレセウルガの崩し要素であるこだわり眼鏡持ち搭載の場合光の壁を張ったクレッフィに炎技で拘らせてから身代りで展開していく。

 

相手側にキノガッサがいた場合はゲンガーと合わせて2メガ選出することもある。

どちらをメガシンカさせるかは状況によりけり。

だが、キノガッサマリルリを確実にとらえるためにメガゲンガーメガシンカさせると地面ないしはガブリアスの一貫が出来てしまうのでかなり難しい。

 そうなるとバンギラスに冷凍パンチが欲しくなる盤面ができてしまうというジレンマが発生する。

 

オフではガルガブクレセドラン+ゲッコウガ、ゲンガーというメンツと当たった時の1回しか選出しなかったがパルシェンと合わせてガルガブ+ヒードランクレッフィバンギラスの壁やイカサマ、地震等の削りを入れて竜の舞を積んで詰ませて行く流れを取ることができた。

 

選出回数 1/10

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カイリュー@こだわり鉢巻 意地っ張り マルチスケイル

175(68)-201(228)-117(12)-x-121(4)-125(196)

逆鱗・地震・神速・馬鹿力

パーティ内に置ける火力の押しつけ役。

壁とのシナジーを取るなら弱点保険+竜の舞やラムの実搭載が望ましいところだが、

ボルトロスバシャーモウルガモス等、壁展開の弱い所の穴埋めで入ってきたポケモン

サブウェポンは地震、炎のパンチ、馬鹿力、雷パンチ、アイアンヘッドアイアンテール等からの選択になるが、

特にあまり深く考えずにテンプレの4つの技構成である逆鱗、地震、神速、馬鹿力にしたがこれにして特に困ることはなかった。

相性補完がクレッフィと並んで優れているため、ガルーラ以外になら初手に投げやすいのも利点。

後発での神速の詰めと先発での崩しの両方を活かすポケモン

 ここは後に説明するローブシンと選択になったが、ローブシンと比べると鬼火耐性が無いのが辛い。

また、この構成のおかげで「秘密の力・グロウパンチ・炎のパンチか噛み砕く・不意打ち」のガルーラには勝てるようになった。

「猫だまし+捨て身タックル・地震・不意打ちか氷技」の様なガルーラは壁パルシェンやゲンガーで詰めていく。

はまるオフでは多少雑に扱っても高火力を押しつけていけるのはやっぱり強いなと実感した。

 

選出回数 5/10

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 ・パルシェン@ラムの実 意地っ張り スキルリンク

143(60)-161(252)-200-x-65-103(68)
つらら針・氷の礫・ロックブラスト・殻を破る

壁展開における重要な連続技搭載ポケモン

 

ボルトロスが化身フォルムで無いためvsメガボーマンダはこのポケモンクレッフィの電磁波で見ていく。

この枠はチョッキマンムーや毒搭載の襷や陽気珠マンムー、ヤチェやラムガブリアス、剣舞ファイアロー、カゴスイクンなど色々試したが最終的に行き着いたのがパルシェンになった。

持ち物は壁下でなくとも行動回数の保証がかかる気合いの襷かカバルドン展開メタ、スイクンの熱湯火傷に1回だけ耐えられるのラムの実か、そして運は絡むがヒードラン、ポリゴン2などの自らが苦手なポケモンを無理やり突破できる可能性のある王者の印(鋭い牙)で迷ったが今回はラムの実。

このポケモンも持ち物1つで用途がだいぶ変わってしまうのでとても難しい。 

 ガルクレセウルガの毒ボルトロスに対してはメガゲンガーを出していない場合、光の壁→イカサマ2回で身代り壊す→身代りを張るタイミングでパルシェンを出すという沼プレイをかまさなければならないためvs毒ボルトロスが安定しないのもマイナス点。

 また、展開<対面なので対面性能を引き上げたこだわりスカーフ搭載の水ロトムラティオスゲッコウガに弱いのもネック。

だが、はまるオフではvs対面系統の構築に出して火傷した猫捨て身メガガルーラの前で壁と合わせて殻を破ってゲームエンドに持ちこんだり、

 

決勝トーナメントでは構築単位でものすごく重いドサイドンのロックブラストを2回目で止まって耐えてくれて勝利に導いたりとメンツ全体を通して大活躍してくれた今オフのMVP。

 

選出回数 5/10

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ローブシン@アッキの実 意地っ張り 根性
199(148)-202(188)-136(164)-x-86(4)-66(4)

ドレインパンチマッハパンチ・ビルドアップ・はたき落とす

普通のローブシンの画像と比べて何がおかしいかは突っ込まないでください。

今回の構築には採用できなかったが、カイリューの枠に入れようと思っていたポケモン

配分は特に思いつかなかったので昔の有名な配分を租借した。

壁下でガルガブ、バシャーモスイクンゲッコウガ等の対面系統の相手をしていくポケモン

バシャーモに勝ち得る可能性が一番高い唯一のポケモンなのでこの構築内で最も慎重に扱わなければならない。

 構築内では持ち物が弱点保険、ゴツゴツメット、防塵ゴーグル、タラプの実、食べ残し、ラムの実などかなり自由なポケモン

当初は弱点保険持ちで考えていたがローブシンの弱点を突いてくるポケモン(主にクチートファイアローマリルリ)は何かしらローブシンに積む猶予があるポケモンが多いので能動的に発動できるものではないと判断し却下とした。

特性はロトムヒードラン等の鬼火に後出しすることもあるだろうと思い根性。

 

持ち物に関してはアッキの実を今回は採用したがこれが一番だというのは未だ出ていない。

 

アッキの実を持たせたことの利点としてはパルシェンから、メガガルーラの猫だましに対して後出しがきき、後発の物理受けに引かせることでパルシェンバンギラスの起点を呼び出すことができること(=クレッフィ選出をしないこともあるのでvs特殊との打ちあいにめっぽう弱くなってしまうというデメリットにもなる)。

 

 

・オフでの選出は、


1.クレッフィ+ゲンガー+パルシェンカイリューボルトロスから選択(基本選出)

2.クレッフィパルシェンバンギラス(※格闘枠が相手に居ないときの選出で結構限定的)

3.カイリューボルトロスパルシェンクレッフィ(vsバンドリ。ゲンガーもバンギラスも砂下のドリュウズに勝てないためメガ選出ができない)

4.カイリューパルシェン+ゲンガー(エルフーン入りに対しての選出)

 となった。

 

弱点

コンセプト通り、「ガルクレセ絡みの構築のメタを張るのに特化した壁展開」であるためカイリューが倒すことのできない格闘が絶望的にきつくなった。

相変わらず重いのは瞑想ニンフィアサーナイト、毒ボルトロスと、 パルシェンで突破させてくれないギルガルド、水ロトム当たり。

 

あと皮肉なことに、自分がずっと活躍したいと思って結局活躍させてやれなかったドサイドンが重たくなった。

そして一番きつい、および無理だとオフで実感した並びがバンドリ。ローブシンを使ってなかったので、予選で1回負けたのも決勝トーナメントで負けたのもバンドリだったのだ。純正にも偽装にも勝てなかった。 また、カイリュードリュウズを見ようにも保険鉄壁型まで考えると全く安定して倒すことができないのも痛すぎた。

 

・最後に

自分は最後までみんなの前で一線級を行くような強いポケモンユーザーになることはできませんでしたが今まで壁展開、ヘラクレセドランなどのギミックやサイクル重視の構築を今まで使ってきて楽しかったです。

結局自分はガルガブゲンボルトアローゲッコウガの様な対面重視の構築は使いこなすことはできませんでした。

自分が6世代で掴んだ実績も当ブログをご覧になってる皆様と比べるとほんの僅かなものですがどれも私の中では輝かしいものなので大切にしていきたいと思います。

対戦面はもちろんのこと、ポケモンオフやそれ以外の行事で私の様な人と関わってくださいました全てのポケモンつながりの皆様、本当にありがとうございました。

本当に良い6世代を過ごさせていただきました。

これから7世代、サンムーンの新しい世代に突入します。その時も社会人の身ではありますが出られるオフは出ていこうと思いますので参加される方々いらっしゃいましたらどうぞよろしくお願いいたします。

Spacial Thanks

通話でこの構築のことを共に話してくださり助言を提供してくださったclucluさんとかぎぱんさん

はまるオフの前にフレ戦をしてくださった皆様。

 

特にかぎぱんさんには同じ壁展開を使ってきている身として共に私のptメンツを考察してくださいまして頭が上がりません。

 

 このクレッフィ軸を組むにあたって参考にさせていただきました資料

壁クレッフィ メモ - 帰ったらポケモンしよう

この壁展開を組むにあたってベースにさせていただきました構築

クレッフィ娘 - トルン息しトルン?

それではここまでお読みいただきありがとうございました。

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皆さま、それぞれの目標があると思いますが7世代頑張っていきましょう・。・