【ポケモンUSM】シーズン9、真皇杯関西予選1使用構築 ~可変式ランドバシャカグヤ~【最高レート2027:最終レート2008】真皇杯関西1ベスト32
はいどうも・。・
シーズン9シングルレートに参加された皆様はお疲れさまでした。
期間が長かったこともあってかレートインフレのシーズンでしたね。
私はシーズン序盤は別ゲーに浮気してたり、
潜りはじめてからは大分いいペースで勝てていたものの、対戦数が重なるにつれて調子が悪くなりましたが、
なんとか今季もレート2000は達成することができました。
使用した6匹の並びはこちら。
・この構築を使うに至るまでの経緯
s7~8まで使い続けてきた構築(であれから今季も結局使い続けはした)は、メガバシャーモかゲッコウガのどちらかで制圧していくか鈍いナットレイで詰めるかを目標としたものだったが、
使い続けているうちにあまりにもドヒドイデ+メガメタグロスやテッカグヤ+ラッキー等のカプ・テテフ受けのような受けサイクルに勝つことができなかったり、
vsメガメタグロスには、ナットレイをカプ・テテフの裏に据えて備えたところでアームハンマーしか打たれないことが増えたり(元々のSがメガメタグロスより速いポケモンがゲッコウガしか居ないため)と、
あまりにもこれらの相手に勝つことができなくなった(最高レートは1900前半あたりで頭打ち)。
そこで、メガメタグロスに対面からなら強く、受けサイクルにとって面倒な特性の影踏みを持っているメガゲンガーが使いたくなり、
私がS5から使い続けているメガバシャーモとメガゲンガーを同時に採用できる構築は何だろうと考えて色々と構築を探っているうちに、
既存の並びではあるが、自分がサイクル思考から攻め思考になるのに影響を受けた構築である
「ランドバシャカグヤ」を自分でも組み、これで今季は戦おうと思った。
その時に私はこの2つのランドバシャカグヤの構築記事を主に参考にさせていただいた(片方はランドバシャカグヤとしての側面を重視した構築ではないが)。
他にはランドバシャカグヤ+メガゲンガー+ポリゴンZまでは確定で入ってきているものもあるが、
この2つの記事を読んでいると、確かにランドバシャカグヤ+メガゲンガー+スイクンも1つの形としてありだなと考え、
この5匹までを私の中で確定枠とし、残り1匹を考えるのに物凄く頭を抱えながら構築を作り、レートで回していった。
それでは各個体の解説に入る(技の横に()が入っているのは実戦では使わなかったが状況によってはこの技も採用価値があるなと思ったもの)。
ランドロス(霊獣)@気合いの襷 威嚇 陽気as
特に語ることも無いであろう構築の中心を担う襷ランドロス。
意地っ張りでないため、威嚇込みでメガボーマンダの身代わりが岩石封じで壊れなくなるデメリットがあるのは重々承知しているが、
拘りスカーフ搭載のカプ・テテフが控えめだった場合の岩石封じ→ステルスロックの流れを決めたいため、陽気で確定。
あとは相手のメガメタグロスの性格が意地っ張りか陽気かの確認もかねての陽気(意地っ張りメガメタグロスはメガゲンガーの222シャドーボールを耐えるものも散見されたため)。
特性の発動順を見て、相手の裏を把握して、1回1回の行動を慎重に行い、相手によっては初手要員だからといって安易に使い捨てをしないことが大切なポケモン。
また、「vsメガリザードンやウルガモス等の炎入りにはステルスロックを撒けなければほぼ負け確定」であるため、
この構築、というよりは展開が重いところである襷キノガッサやゲッコウガがこいつと一緒にいた場合は初手にランドロスを脳死で出さないように選出から意識する必要があった。
地震・岩石封じ・ステルスロック・蜻蛉返りの腕白HBD@イアの実にすることで、
軸をランドバシャカグヤ→テテフランドゲンガーに移し変えることもできるが、
相手のゲッコウガに対しての行動回数が無くなり構築立ち回り共に尚更窮屈になってしまうので難しいところ。
バシャーモ@ナイト 加速→加速 意地as
飛び膝蹴り・フレアドライブ・守る・バトンタッチ
以前まではやんちゃの3ウエポン個体で使用していたが、
あの手のバシャーモは、「技範囲でメガボーマンダ絡みに優位が取れても、vsギャラドス相手には後続に何も残すことができない」ことが気になったため、
テッカグヤと合わせてギャラアーゴヨンのような相手にも出せるようにするべく従来のバトン型での採用とした。
また、相手のカプ・テテフ+フーディンの所謂テテフーディンと呼ばれる相手にはテッカグヤと合わせてこの技がないと勝つことができない。
配分は耐久に振ったカプ・テテフをステルスロック込でも落とせるように意地でASに振りきり。
だが、ランドロスのスカーフ搭載がかなり散見されたためか、あまりバトンタッチをする機会には恵まれなかった(こういうときに限って大体テッカグヤ選出ができていない)。
そもそもこの構築自体がスカーフ搭載の地面に弱いため、目覚めるパワー氷のほうが通りはよかったように感じる。
バトン型のメガバシャーモを久々に使って私は「構築内のvs地面の重さに比例して」メガバシャーモの目覚めるパワー氷の重要度も高くなるものだなと感じた。
エアスラッシュ・身代わり・宿り木の種・ボディパージ
メガバシャーモのバトン先で、メガゲンガーの地面に対しての後出しから展開するポケモン。
また、主に相手のサイクルに飛行が一貫しているときに選出する。
S2段階上昇で1匹でも相手の拘りスカーフ持ちの上を取る方が大事であるため臆病での採用となった。
だが、以前まで控えめの火力に安心感を覚えていた私にとっては臆病の火力はやはり信用ならなかった。
実戦でも、ステルスロック込でも特攻が1段階上がったエアスラッシュでメガリザードンYを落としきれなかった時は自分の目を疑った。
ゲンガー@メガ 臆病cs 呪われボディ→影踏み
ヘドロウェーブ・シャドーボール・凍える風・気合い玉(身代り・サイコキネシス・道連れ)
メガバシャーモが出せない際の裏メガ。
ステルスロック込でメガボーマンダやカプ・レヒレ、ゲッコウガ等を潰していくポケモンなのも説明は必要ないだろう。
また、初手ランドロスに合わせられやすい1匹であるところのジャローダに初手に合わせるポケモン。
凍える風は、今回の構築にはs1段階ダウンを活かして展開するポリゴンZ等のポケモンが居ないため、
実戦では相手のギャラドスやアーゴヨンの全抜きを対面から食い止めて裏のテッカグヤで詰めやすくしたり、
この構築に必ずといってもいいくらい選出されるキノガッサに合わせて打つための技となった。
メガバシャーモの裏としてのメガゲンガーは確かに上手く弱いところを埋められて補完が上手くとれていると感じたが、
この手の構築のメガゲンガーにはメガゲンガーに勝ち筋が収束することも多く、ミラー対面等に負けてしまったり、拘りスカーフ持ちに落とされてしまったり技を外したりと、
「このポケモンが何もできないこと」がそのまま負けに繋がることも多いため安定感のあるメガシンカポケモンではないとも感じた。
ちなみに私はメガゲンガーのミラー対面で同速対決1回も勝ったことありません。
あと普通に剣舞搭載のキノガッサにも最速起きせずに負けました。
スイクン@食べ残し 図太いHBS プレッシャー
熱湯・吠える・守る・身代わり
ランドロスでステルスロックを撒いてから「草Z以外の」ゲッコウガやメガボーマンダ、パルシェン等に後出しして、相手の積みをリセットするポケモン。
また、一応メガバシャーモのバトン先にもなり得る。
同じバトン先として採用されることの多い水枠のカプ・レヒレと比べてのメリットは、
メガバシャバトン選出をしていなくてもメガメタグロスにはアイアンヘッドに後出しがしやすいことや、
相手のテッカグヤのヘビーボンバーで身代わりが割れないこと。
デメリットは、HBベースで相手の物理地面などへの後出しも視野に入れたポケモンであるため、
D基調の種族値をしたカプ・レヒレと違って相手の初手のダウンロードポリゴン2に出していくことが出来ないこと(自分のみが初手ランドロスかカプ・テテフ、またはゲンガーかの選出択を迫られる)。
このスイクンをバトン先にするならば、
熱湯・氷技・瞑想・眠る@カゴの実のオーソドックスな型のスイクンや、
ハイドロポンプ・氷技・瞑想・吠えるや絶対零度等カプ・レヒレとの差別化を意識した技から選択@水Z、
といった、バトン先からのカプ・コケコへの遂行速度が速い技構成にしたり、
熱湯・吠える・リフレクター・凍える風orミラーコートor毒々@マゴの実
のような、対面相手の役割集中に強い型にするべきだろうとも思ったが、
この構築ではそれ以上に相手に無理矢理サイクルを回させ、
メガリザードン等の炎にステルスロックを踏ませ、裏のメガゲンガーやメガバシャーモ圏内に入れる方が大事であると考えたため、吠える搭載となった。
また、とあるランドバシャカグヤを使っていた時に「初手にランドロスと身代わり搭載のメガボーマンダが対面してしまった場合上手くケアをとった立ち回りが取れずに負け」という盤面がかなり多かったため、
その負け筋を消すためにも吠えるはこの構築にはかなり重要な技。
サイコキネシス・ムーンフォース・10万ボルト・シャドーボール(サイコショック・目覚めるパワー炎)
今回の構築を埋めるための最後のピースのポケモンであるが、これが正解だとは全くもって思っていない。
ここに求めたのは、
1.ガルミミガッサなどの対面への圧力たりえて(s135以上は欲しい)、
2.相手のトリックルーム展開に出せるないしは火力での圧力をかけられ、
3.メガバシャーモのバトン先としても、ランドロスが初手に出せないときの先発要員としても優秀なポケモンで、
4.水枠をカプ・レヒレやマリルリではなくスイクンにしたことでジャラランガの「ブレイジングソウルビート」を無効にするフェアリーが居ないため、可能ならばフェアリーでありたかったが、
配分、技構成、持ち物共に最良のポケモンを見つけられなかった。
この1枠に私が色々と求めすぎた。
拘り眼鏡以外で考えたカプ・テテフの技構成は、
サイコキネシス・挑発・ムーンフォース・自然の怒りor瞑想@エスパーZ。
構成はしっくりこなかったが、やはりサイコフィールドによって一切の先制技をシャットアウトできるこのポケモンはメガバシャーモ入りには欠かせないなと改めて実感した。
後はタイプ的にはラティアスに対してだったり、テッカグヤ、スイクンが後手を取るところであるサンダーに有利。
拘り眼鏡+10万ボルトがテッカグヤ+カプ・レヒレのサイクルに通れば強く、メガバシャーモで全抜きを取る態勢を作りやすい。
だがやはりサイコショックを採用していなかった場合、テッカグヤが後手を取りがちな瞑想持ちのスイクンやカプ・レヒレの処理に手間取ってしまうのが痛い。
相変わらず眼鏡カプ・テテフの技構成の取捨選択が下手なことを実感させられるばかりである。
この1枠の為に他に試したポケモンは、
10万ボルト・催眠術・目覚めるパワー氷・蛍火
テッカグヤやスイクンが弱いサンダーに後出しする電気枠にして受けサイクル破壊役。
構成はバトン先として適しているものではないが一応メガバシャーモのバトン先としても。
ランドロスのS操作と威嚇の補佐を受けて死に出しから「相手のサイクルに対して」Z催眠術で制圧をかける(物理耐久を高めて催眠術の試行回数を稼げればという期待も込めて)。
しかし、結局対面に勝とうと思うと6割と眠りターン数便りになるので没。
2.ボルトロス化身@ウイの実 控えめHBCS 悪戯心
10万ボルト・目覚めるパワー氷・悪巧み・身代わり
こいつはvsテッカグヤ+カプ・レヒレに対しての駒で、メガバシャーモのバトン先かつメガボーマンダからの引き先として考えた。
霊獣ではなく化身の理由は、
悪戯心を利用した身代わりによって相手のトリックルームに対してのターン数稼ぎ、Z技透かしや、自発的に木の実を発動させるため。
ただ悪巧みを上手く積めなかったり、
積めたとしてもそこからの10万ボルトでこの構築では意識しなければならないところの相手のカプ・テテフへの火力が足りるかが怪しかった。
3.ボルトロス霊獣@電気Zorウイの実 臆病HCS 蓄電
10万ボルト・目覚めるパワー氷・悪巧み・挑発
言わずもがなのメガバシャーモからのバトン先。
相手のカバルドンを咎めるための技構成なのも特に説明することもないだろう。
選出パターン
1.ランドロス+バシャーモorゲンガー+テッカグヤorスイクンorカプ・テテフ
3.ゲンガー+ランドロス+スイクンorテッカグヤorカプ・テテフ
構築が構築なだけあって選出パターンはかなり単純なものとなっている。
この構築できついポケモン
今回も敢えて1匹だけ書くことにするが、
カプ・テテフ、テッカグヤ、スイクンのこの3匹に優位を取られ、
こいつ+メガボーマンダ+スカーフ搭載のカプ・テテフのような相手には勝率はほぼゼロだった。
メガバシャーモの型をバトン型にした弊害である。
今シーズンはしっかりと勝ち切れなかったので、来季はポケモンモチベーションが続いてるかわかりませんが参加するなら頑張ろうと思います。
真皇杯も控えてることですしね。
構築紹介は以上となります。
それでは・。・
な
ットレイについて2つほどしょうもないことを考えてました。
陰キャくさい見た目からの円らな瞳が可愛いとおもうんですよ。
いやそれはさておき。
1.めざ炎ナットレイ
レートすればするほどにカミツルギめんどくさすぎてこれ使ってやろうとか思うくらいには沼思考に陥ってました。
そしたらC74めざ炎で4振りカミツルギなら確1とれました。
でもレヒレのC161のzドロポン耐えまで振ったカミツルギは確2でした。
カスでした。
切る技なさすぎやが。
2.危険予知って割と実用性あるくね?
ということ。
今やナットレイはゲッコウガやカプ・レヒレ、あまつさえは水ロトムやスイクンからもめざ炎が飛んでくるこのご時世。
特にゲッコウガに関してはめざ炎があるかないか見分けられるだけで立ち回りのプラン決めやすくなるんじゃないかな?と思っていた。
現実→鉄の棘による定数ダメージはもちろん、
ラス1で鉄の棘が発動して共倒れした時鉄の棘が発動した側の勝利となる。
等元々の特性の偉大さを実感させられる。
追記:鉄のとげ発動したら負けでした。
結局立ち回りと構築見直せって自分に言い聞かせるだけの1日でした。
おわり
【ポケモンUSM】シーズン8、ガチンコバトルオフ使用構築 最高2022 最終18xx ~一蓮托生バシャナットテテフ~
はいどうも・。・
シーズン8レートに参加された皆様はお疲れ様でした。
最後は1800台まで落ち込んでしまいましたが今季もレート2000を達成することは出来ました。
使用構築はこちら。
バシャーモ@メガストーン やんちゃACS 猛火→加速
フレアドライブ・飛び膝蹴り・守る・めざめるパワー氷
この構築におけるメガシンカ枠で主軸であり、
「私がウルトラサンムーン環境を戦う理由」のポケモン。
技構成は元環境において重要となる炎打点+カビゴンやポリゴン2、水への打点としての飛び膝蹴り、
2加速している必要はあるがゲッコウガが勝てないスカーフ霊獣ランドロスや、
ステロと合わせてあまり耐久に振られていないメガボーマンダに打つためのめざパ氷。
主に選出する相手は、
・メガボーマンダ+ポリゴン2のようにサイクル内にゲッコウガが苦手とする所が居るとき。
性格はあまり深くは考えずにDに下降補正をかけているが、
ゲッコウガの水手裏剣意識で寂しがりにするのも一考。
しかし、バシャーモが受ける先制技はアクアジェットやマッハパンチ、影打ちの物理技が多い為どちらに下降補正をかけるかは考え物である。
ゲッコウガ@水z 臆病cs 変幻自在
ハイドロカノン・水手裏剣・冷凍ビーム・目覚めるパワー炎
こちらはメガバシャーモが出せない場合に選出するエースで、加速に頼らずとも対面からアーゴヨンとメガボーマンダに素早さが勝っている。
選出する相手は、
カバリザやカバマンダ、アーゴヨン+ハッサム、ラティアスクチート等のように、メガバシャーモが苦手とするポケモンがサイクルに入っているとき。
炎+氷までの攻撃範囲は「敢えて被らせて」おり、
どちらもvsカプ・レヒレやスイクン、ギャラドス、ミロカロス等のような高耐久水は苦手である。
この2匹は基本的に同時選出することはなく、最終的にはどちらかを通して勝利するのを1つの目標とした。
このゲッコウガは瞬間火力は引き出せないがミミッキュとの選出もしやすくなるように命の珠+悪の波動搭載にするのも悪くないかもしれない。
ここからメガバシャーモとゲッコウガは「上記2匹」と記述する。
ランドロス霊獣@襷 威嚇 陽気AS
説明することのない先発適性が高いランドロスで、
電気と地面を無効にし、上記2匹のために相手の水タイプが絡んでいるサイクルに「穴」を開けるためのポケモンその1。
後発から投げてギャラドスに岩石封じを連打して全抜きを食い止める役割があるのも相変わらず。
上記2匹を選出した場合、またはナットレイ、カプ・テテフが選出できていない場合大爆発は水タイプに撃ち込めなければ負けなので立ち回りは慎重に。
ステルスロックの採用理由は全抜き態勢を整える為の技であるのはもちろん、相手のサイクルに回数制限をかけるためでもある。
サイコキネシス・ムーンフォース・10万ボルト・シャドーボール
上記2匹を通すためのポケモンその2で、
ランドロス以外のポケモンをカイリューやミミッキュ、キノガッサ、マリルリの先制技から守る役割がある。
HBラインは前期の構築そのまま。
sは最速テッカグヤ抜きから実数値を120のsが1段階ダウンした最速メガメタグロス抜き(アームハンマー搭載を視野に入れて)まで落として、
残りはメガガルーラへのダメージ意識でCに振り切った。
しかし、sは準速の剣舞キノガッサ意識で123まで上げるのも依然として視野に入る。
技構成はサイコキネシスとムーンフォース、残りはテッカグヤ+ドヒドイデやカプ・レヒレに一貫させるための10万ボルトと、
ギルガルドやメタグロスへの交代読みで打つためのサイクル内でそこそこ一貫しやすいシャドーボール。
元環境でこいつらに何度も繰り出しを許すような構築にはなってはならないと踏んでの採用である。
身代わり+激流+水zハイドロカノンゲッコウガやギルガルド、捨て身タックルのダメージと合わせて落とせるはずのメガガルーラが恩返しを持ち始めたりと眼鏡テテフに対しての向かい風は感じたが通せれば強いポケモンには変わりはない。
しかしサイコショックを切ったため、ヤミラミヌケニン構築に入るラッキーを突破できなくなったのは痛い。
ナットレイ@フィラの実 呑気HBD 鉄のトゲ
種マシンガン・ジャイロボール・鈍い・宿り木の種
前回の構築及びオリジナルとの大きな変更点。
相手のメガメタグロスやミミガッサ等に対してカプ・テテフと一緒に選出する。
又、上記2匹が突破できない所で役割破壊を食らうことがない水のオニシズクモやトノラグ、ペリラグ等の雨構築辺りを詰ませる。
前回までのやどまもナットレイは、メガボーマンダの竜舞の起点となるので出してはいけない=絶対に対面から始末をつけることが求められる=サイクルができない選出になるというデメリットが目立った。
そこでこのナットレイを採用してみるに至ったが、
ナットレイを炎のパンチ持ちのメガガルーラだけで突破しようとしている選出には交代から出てくる前提にはなるが、火傷さえ引かなければ鈍い1積みからのジャイロボールで落としたり、
ステロ込みでもメガバシャーモが突破できないHD基調のメガボーマンダとの積みあいに持っていったりとこの構築に居る有り難みは中々に感じることができた。
それだけに、 このナットレイの障害を立ち回りでどのように排除するかも考えなければならなかった。
宿り木の種はナットレイミラーになった時や交代先の相手の持ち物を落としてアドバンテージを取るための叩き落とすや、
メガメタグロスのアイアンヘッドの後だしから鈍いを1回積んでから、アームハンマー2回目のタイミングで打てば最悪1:1には持っていける可能性のあるしっぺ返しが候補に挙がるか。
あと、木の実を持たせたらダメージ感覚はしっかり養いましょう(戒め)
ミミッキュ@ゴーストz 意地AS 化けの皮
じゃれつく・シャドークロ ー・影うち・剣の舞
構成は特に何の変哲もないASミミッキュ。
主にメガバシャーモが突破不可能なラティアス、上記2匹が共に突破不可能なヤドラン、クレセリア、AB基調のミミッキュ、カプ・レヒレに選出する。
なおカプ・レヒレに関しては控えめ水zのCS+凍える風まで考えると確実な対策ではないのでカプ・テテフで圧をかけていく。
凍える風に対して採用価値が上がる身代わりをじゃれつくのところに入れたいと思ったこともあったが、
結局ミミロップ等への汎用打点でもあるじゃれつくは切るに切れなかった。
ここはミミッキュとは役割対象が若干似ている為、BS基調のノーマルzテクスチャーポリゴンZ(電気タイプ)や、
中速のカプ・テテフとも相性は悪くないHBC基調のトリル悪巧み型のポリゴンzも採用候補には入るかもしれない。
また、鬼火持ちのメガゲンガーやカミツルギを意識して、控え目HCかCSのシャドーボール持ちミミッキュで補助技@3にすることを本気で考えるくらいには構成がしっくりきていない。
選出パターン
1.カプ・テテフor初手ランドロス+ナットレイ+ゲッコウガorバシャーモorミミッキュor後発ランドロス
この構築の基本選出。
相手にギルガルドが居たときはゲッコウガを、メタグロスが居たときはナットレイを裏へ。
構築でサイクルを回す必要がないと判断した場合はナットレイの代わりにランドロスを裏へ。
vsメガメタグロスに関してはアームハンマーに合わせてカプ・テテフに引く動きもサイクルの中で取らなければならないがこればかりは仕方がない。
2. 先発ランドロスorカプ・テテフ+後発ランドロスorナットレイ+ゲッコウガorミミッキュ
構築的に厳しい相手だがvsアーゴヨン+メガハッサムやメガギャラドスに対しての選出はこれ。
主にvsポリクチ+ミミガッサのような相手に対しての選出であるが初手が択ゲー。
理由は自分のテテフナット←クチートや他の炎打点持ち←ゲッコウガ←ミミガッサ←テテフナットのように選出内ですくみが起きてしまうため。
相手にカプ・コケコが居た場合もこの限りではない。
構築内で1番パワーの出る対面選出。
雑に殴って殴ってを繰り返して先に殴られたら負けという分かりやすい選出。
どの構築に対しての選出かと言われるとはっきりとは纏まっていないがvsメガバンギラス入りに選出した。
カプ・テテフはクチート軸には初手に出るものだという考えを突きランドロスから入り、
最後にサイコフィールドと合わせて後続のカプ・レヒレ等を詰ませる。
最終的に先にサイクル内で火力を押し付けた者勝ちの選出。
バシャーモとゲッコウガは攻撃範囲は被っているが、vsジャロゴーリや分身バトン等の「相手がやりたいことをやり通すための」構築に対しての選出。
炎+水+氷を受けられることを意識する必要が無いため、此方が相手より先に殴って行けるかの勝負。
この構築に欲しいと思ったポケモン
・サンダー、ギャラドス等構築によっては自然と身代りを搭載できる水・炎・電気ポケモン
バシャーモとゲッコウガ以外がテッカグヤの選出を躊躇させることができないためこの手のポケモンが欲しいと思うことが多々あった。
・アーゴヨン ヘドロ・大文字・悪だくみ・流星群or目覚めるパワー地面@命の珠or炎Z
バシャーモもゲッコウガも通せないところであるカプ・レヒレ+HDベースのギルガルドまで考えて通常の悪だくみ耐え調整を崩す。
重いポケモン
敢えて1匹だけ書くことにするが、
s7の例の構築の影響もあり拘りスカーフ持ちが段違いに増えたことでこの構築の全てを破綻させているポケモン。
対面では拘りスカーフを持ってしまえばバシャーモ以外には全員強く出れる為である。
拘りスカーフを持っていなくてもバシャーモとゲッコウガ以外には基本全員に対面有利。
スカーフカミツルギ+HD基調のメガボーマンダの組み合わせだけで既に勝算は殆ど無いと言ってもいい。
勝算をかけるとするならばゲッコウガがカミツルギが出てくる前に目覚めるパワー炎で炎タイプになってから勝負をつける等、非常にシビアな戦いを強いられる。
総括と反省点
この構築にはランドロス、カプ・テテフ、ゲッコウガの拘りスカーフ持ち適性のあるポケモンが3匹居るが、各自の役割をしっかりとつけた上で採用できていないため、
どのような型であれどゲッコウガを始末するルートがはっきりしていないこと。
メガバシャーモに対抗策を施しても結局vsメガボーマンダ入り構築への勝率が低いこと。
現にガチンコバトルオフでの結果は3-5で、負けた相手がメガボーマンダ入りとメガメタグロス入りに対して立ち回り等を色々甘えたためそういうことである。
そして何より、構築が環境に何一つ合っていないと感じたためこのシーズン8限りで解散とした。
しかし2シーズンを通してこの構築のポケモン達でここまで戦ってきたことは誇りに思いたいし誇らせてほしい。
本当にありがとう、僕の信じたポケモン達。
そしてこれからも一緒に戦っていこうな、バシャーモ。
それではここまでご覧いただきありがとうございました。
それでは・。・
CSメガゲンガーあれこれ
シャドーボール@3を前提とする。
祟り目は鬼火@2前提。
ヘドロウェーブ…vsフェアリーのために確定でステロ込でもそうでなくても基本はこっち推奨。
ヘドロ爆弾を耐えてくるカプ・レヒレやカプ・テテフの調整を崩すために妥協はできないと思っている。
凍える風…vsメガボーマンダのためにこれもほぼ必須。S1段階下げるのも何かの形に使える構築を自分は組みたい。
目覚めるパワー氷…ステロとあわせて197-130メガボーマンダを75パーセントの乱数で落とせるようになるが当てれば裏の展開にも使える凍える風の汎用性には劣るか。
10万ボルト…ゲッコウガはもちろん、ドヒドイデ、テッカグヤ、ギャラドスへの打点を切らしているなら。
サイコキネシス…どうしてもアーゴヨンが重いなら。バシャーモ相手なら舐めて守ってこなければラッキーだな程度。
気合いだま…vsバンギラスやナットレイ、ヒードラン、受けループ等の殺意を込めて打ちましょう。
当たりません。
エナジーボール…カバルドンやゲッコウガへの刺さりは良いらしい。
私は使ったことありません。
技ひとつ構築にあわせるだけでもこれだけ用途が分かれてるとカスタマイズするの難しくね?
おわり